「何に見える？」あなたは“落ち込むとどうなるか”がわかる心理テスト

落ち込む事があった時の反応には、ストレス耐性の高さや、感情コントロールの上手さといった特徴がよく表れます。あなたは落ち込むとどうなる人でしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.だるまおとし

2.4階建てのビル

3.定規

4.はしご

図形がだるまおとしに見えた人は、落ち込むと「何も手につかなくなる」のかもしれません。落ち込む事があると、その事で頭がいっぱいになり、仕事や家事といった日々のすべき事が何も手につかなくなる事が多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、ストレス耐性が比較的低く、感情に振り回されやすい人かもしれません。落ち込む出来事があると、その事で心や頭が支配されてしまうのでしょう。堂々巡りとわかっていても考えを止められず、結果的に何も手につかなくなるのかもしれません。

ストレス耐性には個人差があります。そのため、落ち込んで何も手につかなくなる瞬間があっても自分を責めない事が大切でしょう。落ち込む時はとことん落ち込み、気持ちが落ち着いてきたら思考や行動を始めるのもあなたに合った気持ちの立て直し方なのではないでしょうか。

図形が4階建てのビルに見えた人は、落ち込むと「平気なフリをする」のかもしれません。落ち込む事があっても、周囲に悟られないよう、平気なフリをして普段通りに振る舞う事が多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、ストレス耐性が比較的高く、理性で感情をコントロール出来る人かもしれません。そのため、落ち込む事があっても平気なフリをし、周囲に気づかれないよう振る舞う事が出来るのでしょう。

少し気持ちがふさぐ程度の落ち込みであれば、無理にでも普段通り振る舞う事で心の調子を取り戻せる場合もあるでしょう。ですが、落ち込みが強い場合にはそれが逆効果になる事もあるかもしれません。時には無理をせず素直に感情を表現し、周囲を頼ってみてはいかがでしょう。

図形が定規に見えた人は、落ち込むと「自暴自棄になる」のかもしれません。落ち込む事があると、その事を無理に忘れようとして、暴飲暴食や極端な浪費など自暴自棄な行動に出る事が多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、ストレス耐性が低く、不快な感情を適切に処理する事が苦手な人かもしれません。不快な感情を処理する術が乏しいのでしょう。そのため、辛い気持ちを強い刺激で打ち消そうとして、自暴自棄な行動につながってしまうのではないでしょうか。

自暴自棄な行動は決してよい事とは言えませんが、あなたなりに落ち込みから回復しようとした試みだったのではないでしょうか。まずはトライした自分を認めてあげましょう。その上で、気持ちを切り替えるために出来る別の方法も考えてみてはいかがでしょう。

図形がはしごに見えた人は、落ち込むと「早めに切り替える」のかもしれません。落ち込む事があっても、短時間反省したら気持ちを切り替え、いつまでも引きずらない事が多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、ストレス耐性が高く、何事にも建設的な考えが出来る人かもしれません。そのため、落ち込んでいる時間が無駄とさえ思えるのではないでしょうか。学びを得た失敗や後悔はさっさと手放し、未来に気持ちを切り替える事が出来るのでしょう。

落ち込みを経験しても、切り替えが早く、次に活かせるところはあなたの強みと言えるでしょう。一方で、世の中にはあなたの感情の切り替え速度についていけない人もいます。気持ちが切り替わっていても、時には「反省した態度」を見せておく事がよい場面もあるかもしれません。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届け出来ればと思います！