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日本だったらありえない!マレーシアに4年住む日本人→出かけている途中に訪れた“最悪の瞬間”とは

  • 2024.3.19

今回は、Chef_takaさん(41歳・飲食業)が体験した海外でのトラブルエピソードをご紹介します。

マレーシアで働いているChef_takaさんは、毎日の車の運転でとてもヒヤヒヤするのだそう。というのも、マレーシアの車のマナーは日本とはかなり違うのだとか。そんなマレーシアでとてもハラハラした出来事があったというChef_takaさん。果たして一体なにが起こったのでしょうか?

毎日が恐怖!ヒヤヒヤが止まらない!?

マレーシアで働きはじめて、早いもので4年の月日が経ちました。しかし、4年経った今でもマレーシアでの“車の運転”にはヒヤヒヤすることばかり…。というのも、現地の交通事情は日本とは全く違うのです。

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出典:PIXTA

マレーシアではバイクに乗っている人が多く、そもそも車を運転している側が気を遣う場面が頻繁にあります。そのうえ、本当にスピード狂の多いこと多いこと…。一般道でも80kmが当たり前で、なかなか運転も荒いのです。道が比較的整っていてガタガタせず走りやすいからか、思いがけずスピードを出しやすい環境になってしまっていて、より一層スピード狂が多いように思えるのです。

そして、一番の問題は何と言っても“ウインカー”。右折、左折、車線変更の際にウインカーを出さない車がほとんど!しかも、100kmレベルで走っている車がウインカーなしで急に車線変更してくる始末。加えて、やけに自分の運転に自信がある方が多いのか、車間距離があまりない所に無理やり入ってくるのです!

とにかく怖いマレーシアの車事情。私自身も車に乗る時はヒヤヒヤしていて、事故を起こさないようにと、常に緊張感を持って乗っていました。しかしその注意も虚しく、最悪の瞬間が訪れてしまうのです…。

三車線の道路を走っていたら…

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出典:PIXTA

その日私は、三車線の道路の中央車線を走っていました。いつものように注意して走行していると、前方を走っている左車線の車が、ウインカーを出して車線変更をしてこようとしているのが見えたので、自分の前に入ってきいのかと思い入れてあげたのですが、おかしなことに車線変更した後も、ウインカーが右に出たまま消えません。なんなら、そのまま走り続けています。

それをみた私は、さらに右の車線に入りたいのかと考え、車間距離に気をつけて運転を続けていたところ、予想通り、前を走る車は右にウインカーを出したまま、左車線に車線変更しました。「え?」と思ったのも束の間、後ろにはバイクが…!バイクは迫ってきた車に驚いて「プーーーッ!」とクラクションを鳴らします。

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出典:PIXTA

しかし本当に怖いのはここから。ぶつかりそうになったバイクが、私が走行する中央の車線に倒れそうになりながら入ってきたのです…!思わず私も「うわっ!」と声をあげながら急ブレーキ。幸いなことに、何とかバイクは倒れずに済み、ことなきを得ました。その後、すごく怒った様子のバイクの運転手は、車線変更をした車に文句を言って走り去って行きました。

もしも車間距離が空いていなかったら…

しかし、正直一番ハラハラしたのは間違いなく私。「もし車間距離を空けて走っていなかったら…」「もしバイクの人が完全に倒れ込んでしまっていたら…」と思うと、今でもゾッとすることがあります。

マレーシアを知らない人たちからしたら信じられないことでしょう。しかしマレーシアでは、これが普通に毎日起こる様な出来事…。事前に十分注意して走行していたからこそ何事もなかったものの、本当に交通ルールは大切なのだと実感した出来事でした。

もしもみなさんがマレーシアで運転することがあったら、くれぐれも事故にはご注意くださいね。



提供:Chef_takaさん(41歳・飲食業)

※記事内の画像はイメージです
※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※記事内の情報は体験者の渡航時および記事執筆時点の情報です