「ホーム画面に戻っちゃった〜！」→解決【iPhone】“ホームバー”を消す方法、知ってた？

ゲームアプリのプレイ中や、まだ小さな子にスマホを渡すとき。ひょんなことでホームバーをスワイプしてホーム画面に遷移してしまって「あああああ！」なんてことはありませんか？

ホームバーを少し触るだけでアプリを閉じるのは便利なのですが、意図せず閉じてしまって困ることもありますよね。

実はそのホームバー、一時的に消すことができますよ。

iPhoneには「アクセスガイド」機能があります。これはひとつのアプリしか使えないよう制限をかけるもので、邪魔されず作業に集中することができます。私も子供がまだ小さいときに他のアプリを触れさせないように使っていました。

この機能を使うと、いつも画面下部にあるホームバーが消えるのです！

では設定をしていきましょう。

iPhoneの「設定」→「アクセシビリティ」と進み、「アクセスガイド」をタップします。

「アクセスガイド」をONにすると「パスコード設定」が表示されますのでタップして設定します。

アクセスガイド用のパスコードを忘れると、iPhoneを初期化しなくてはならなくなるので注意してください。アクセスガイド用のパスコードを設定したら、Face IDでの解除も有効にしておくといいですよ。

アクセスガイドを開始するには、使用したいアプリを起動した状態でiPhoneのサイドボタン（電源ボタン）を3回押します。AssistiveTouchの設定をしていなければ右側の画像のような画面になるので、右上の「開始」をタップしたらOKです。

左の画像のような画面が出た方は「アクセスガイド」をタップしてください。右の画像になりますので同様の操作で開始します。

アクセスガイド中はスクショが撮れないのですが、画面下部のホームバーがなくなっていると思います。これで、起動していたアプリのみが使える状態になりました。

アクセスガイドを終了するには、パスコードの場合はサイドボタンを3回押す、Face IDなら2回押しで終了します。

ひとつのアプリしか使えないよう制限する機能。活用シーンはさまざまですが、一時的に他の人にiPhoneを渡さなくてはいけない場合なども、他の動作ができないので安心ですね。

くれぐれもアクセスガイド用のパスコードを忘れないように気を付けてください。

ライター：津田マリリン（@marilyntsuda）
スマホ・アプリライター。Androidアプリ開発の知識を活かし、スマホやアプリの魅力を発信。