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「今日このまま死ぬかもしれない…」フィジーで家がわからなくなった日本人女性がとった“まさかの行動”とは

  • 2024.3.16

今回は、goma1121さん(34歳・主婦)が体験した、ヒヤッとしたエピソードをご紹介します。

フィジーに短期ホームステイしたというgoma1121さん。その際、帰り道にホームステイ先の家がわからなくなってしまい、大変なことになってしまったそう…。一体なぜそんなことが起きてしまったのでしょうか?

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出典:PIXTA

フィジーのバスに乗って大惨事!?

15年ほど前、私がまだ学生だったころ、フィジーに短期ホームステイしたときのことです。

ホストファミリーの家から語学学校まで、バスで通うことになりました。ご存知ない方も多いかもしれませんが、フィジーにはバス停がなく、降りたい場所に着いたら運転手に伝えて降りるシステムになっていました。ホストファミリーからは「家の前を通るから、近くなったら降りたらいいよ」と言われていたのですが、慣れていないシステムだったため、思わず大変なことに!

というのも、初めてバスで帰ってきたとき、似たような家が多く、どこがホストファミリーの家かわからなくなってしまったのです…。当時の私は英語もまだ慣れておらず、運転手さんにすら話しかけられずじまい…。どうしようと悩んでいるうちに、バスはどんどん進み、乗客の数もどんどん減っていきます。

困った私は慌ててバスを降りました。しかしそこは、まったく見知らぬ土地。“異国で全く知らない土地にひとりになってしまった挙句、帰れるかどうかわからない”という最悪の事態に陥ってしまったのです。

現地の人の優しさに助けられました…

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出典:PIXTA

途方に暮れていると、日本人が1人でいるのを心配した現地の人が声をかけてくれました。

幸い、ホストファミリーの家の住所を控えていたので「ここまで行きたい」と、メモを見せると「ここからかなり離れているよ」「歩いて行くのは難しいよ」と言うのです。

それを聞いて再び「どうしよう…」と困り果てる私を見て、あまりに哀れに思ったのか、その方が車で送ってくれることに。無事、その日のうちにホストファミリーの家に帰ることができました。

一か八かのヒヤヒヤ体験…

もちろん、見知らぬ人の車に乗るなんて危険すぎるという考えもありました。しかし日も落ちてきていたので、背に腹はかえられず…。車に揺られている間も「今日このまま死ぬかもしれない…」と気が気でなかったです。

結果的に人の優しさに助けられましたが、見知らぬ土地で1人になったり、一か八かの行動をしたりしている間は本当に肝が冷えました。



提供:goma1121さん(34歳・主婦)

※記事内の画像はイメージです
※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※記事内の情報は体験者の渡航時および記事執筆時点の情報です