簡単に用件が伝えられる便利なメール機能。プライベートのメールとは異なり、ビジネスメールにはマナーがあります。
妥狂帝リコリス(@Licorice_DAKY0U)さんが、日本のメールマナーについてX(旧Twitter)に投稿すると「敵を作らないコツ」「リスク回避」と注目を集めています。
注目されたメールマナーは一体どんなものだったのでしょうか。
こちらをご覧ください。
日本のメールって、なんで毎回完全詠唱なのですか?
— 妥狂帝リコリス (@Licorice_DAKY0U) March 21, 2024
『いつもお世話になっております。〇〇課の✕✕です。
先月末の△△の件にて……
誠に申し訳ないのですが、早急にご返信を頂きたく……etc』
ではなく、
『〇〇課の✕✕です。
△△の件の返信をお願いします』
みたいな略式詠唱じゃダメなの?
「いつもお世話になっております」「〇〇課の××です」など、ビジネスメールとしては当たり前のようになっているルールですよね。
とはいえ、たしかに毎回本文の前後に入れる挨拶文は面倒に感じるときもあるでしょう。
用件だけを端的に伝えられたら、書く側にとっても読む側にとっても時短にもつながりそうですね。
寄せられたさまざまな声
こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。
「〇〇課の××です。」
初めての人なら必要かもしれないけど
メールアドレス登録しているような社内やお互いに知った間では、これも不要。
先方社名入れようとして、前株か後株か覚えてなくて物理名刺探すか、HP見に行く時間が馬鹿馬鹿しくなって、お名前すら入れずに「お世話になります」からスタートするマンを貫いています。
上司をccに入れると途端に面倒に
うちの取引先だと「吉田です。報告書できましたのでお送りします。以上」くらいまで短縮してる所もある。企業と部門によってバラつきあるけど、日本企業は署名に挨拶文から入れてしまってるケースが多いため、勝手に全部入る。無駄だと思うが。
なかには、定型文を省いているという人も。また、上司から部下へのメールの場合は不要になるという声も寄せられました。
ビジネス上では必要
電話でも所属ギルドで詠唱パターンが多少の差異はあるけれど「○○の××と申します。▲▲様のお電話で、間違いありませんでしょうか?」
って感じの詠唱をしなければ、くせ者と判断されるからなぁ。
署名の設定欄に、
ご挨拶+名乗りの一文と適度な改行、締めの「以上、よろしくお願いいたします。」+署名
をセットすると捗る。
完全詠唱してるけど、定型文だからそういうプロトコルだと思えばどうということではない。
これは後者だと、別に怒ってまではいなくて、軽い催促でも「うわー、◯◯さん、めっちゃブチ切れてるよ」と解釈される可能性があるからですね
技能に差のある人たちでも一定の成果を上げるために作られるのがマニュアルだと聞いたことがあるので、そこから外れないのはある意味楽なんでしょうねぇ
完全詠唱とはいい得て妙
完全詠唱だから本人のMPは温存されるということですねw
定型文を使わない海外でも、だからといってドライにやるわけではなく、親しみやすさ、フランクさは表現しようとします。それが敵を作らないコツだからです
スムーズなやり取りには必要という声もみられました。さすがに長すぎる挨拶文は不要でしょうが、ある程度の挨拶や前置きは必要なのかもしれませんね。
取材協力:妥狂帝リコリス(@Licorice_DAKY0U)さん