奈良の街に馴染みまくる鹿…有名スポット・奈良公園に暮らす“頭数”は？

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

古代日本の中心地であり、日本有数の歴史を持つ奈良県。奈良県は世界遺産にも登録されている神社仏閣や遺跡などが県内各所に多数存在し、国内外問わず多くの観光客が訪れる観光地です。

そんな奈良県の歴史や神社仏閣につぐイメージとしてあげられることが多いのが鹿という方も多いのではないでしょうか。今回はこれまでに全47都道府県を制覇した筆者が奈良公園で見かけた鹿にまつわる驚きの光景について紹介したいと思います。

奈良有数の観光地、奈良公園

観光地の多い奈良県にあって、東大寺や興福寺、春日大社といった特に名だたる歴史的建造物が密集する奈良公園。その歴史は古く、今から約1,300年前の平城京遷都に際して、今の奈良公園あたりが信仰の中心として、多くの神社仏閣が建築されました。そんな広大な敷地を持つ奈良公園は今でも奈良観光の中心地として、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。

そんな奈良公園、実は1,000頭以上の野生の鹿たちが暮らしているのも見どころのひとつ。広大な公園を散策していると、いたるところで可愛らしい鹿の群れに出会うことができるのです。

奈良公園で見かけた鹿にまつわる驚きの光景

近鉄奈良駅から徒歩約15分ほどと、奈良市の市街地から程近い場所にある奈良公園。人里と隣接するエリアに野生の鹿が暮らしているというだけあって、周囲を散策していると、人の生活に溶け込む驚きの様子を見ることができます。

こちらは、東大寺に訪れる観光客たちに紛れる鹿の様子。実際に訪れると鹿の多さに慣れてしまい、違和感を感じることはありませんでしたが、よくよく考えてみると観光地を悠々と歩きまわる鹿の姿は違和感満載…！

さらにおもしろかったのが、鹿が横断歩道を渡るというまさかの光景。きちんと人間のルールを認識しているのか、ちゃんと青信号で渡っているのも、おもしろいですよね。

また、中央分離帯で微睡んでいる様子が微笑ましい鹿たちの姿も。運転手の立場になってみると、急に飛び出してこないか、ちょっと心配になってしまいそう…。それにしても交通量の多い道路をどうやって渡ったのかと疑問が湧いてくるほどに不思議な光景です。

人の生活圏に溶け込む鹿の姿がおもしろい

人の生活圏に溶け込んで暮らす鹿たちの姿は可愛らしく、そして他ではなかなか見られない光景です。日本有数の歴史や神社仏閣などが注目されがちな奈良県ですが、奈良公園で見られる鹿にまつわる驚きの光景もぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳細情報

◆所在地：奈良県奈良市春日野町ほか
◆電話番号：0742-22-0375（奈良公園事務所）
◆休業日：なし

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です

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ライター：けんちょ（Instagram / Webサイト）
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。