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ベトナムのタクシーに乗った日本人→親切なドライバーと思いきや…降りてから判明した“衝撃の事実”とは!?

  • 2024.4.16

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

訪れたことのない国や地域へ行くのが好きで、これまでに訪れた国は26カ国。そんな旅好きの筆者ですが、初めての地域を訪れると、今でも思いもよらないトラブルに巻き込まれることがあります。

今回はそんな筆者が旅先で遭遇したトラブルの1つ、当時初めての東南アジア渡航だったベトナムで巻き込まれた、よもやのぼったくりトラブルについて紹介したいと思います。

初めての東南アジア旅行、ベトナムの空港でのこと

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出典:PIXTA

筆者がトラブルに巻き込まれたのは到着初日、ベトナムの空港でのことです。当時、学生だった筆者はなるべく節約しようと安い航空券を利用するために現地到着が21時を回る少し遅い時間の航空便でベトナムへ訪れました。

初めての地域、夜の時間帯ということもあり、市街地へのアクセスにはタクシーを利用することに。空港の外でタクシーを探していると、バン型のタクシードライバーと思しき人に「タクシー?市街地まで乗っていくか?」と声をかけられたのです。

言われるがままにタクシーに乗ることに

今さらながらによく考えれば、タクシー乗車場に並んでいる正規のタクシーを利用すればよかったのですが、当時まだ旅慣れしていなかった筆者は異国の空気感や旅行のワクワク感にあてられて、言われるがままに声をかけてくれたタクシーに乗車することに。

料金も分からぬまま出発すると、乗車すること約30分ほどで市街地へと到着しました。メーターが回されることはなく、降車時に告げられた乗車金額は約500,000ドン(=当時の金額で約2,500円)。請求されている金額が妥当なのか高いのか、相場すら全く分からなかった筆者は言われるがままの金額を支払うことに。あとで空港から市街地のタクシー料金の相場を調べてみると、どうやら支払った金額は相場の2~2.5倍ほど。きれいにぼったくられていたのです。

実は財布から1万円札を抜かれていた

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出典:PIXTA

また、その日のホテルに着くなり、財布にある残金をチェックしてみると、財布に入れていた日本円の1万円札が知らぬ間に抜き取られていたことも判明しました。

というのも、実はベトナムの通貨ドンは「0」の数が多く、私たち日本人にとって分かりづらいのが特徴の1つ。そのため降車時、決済の際に支払いに手間取ってしまい、ドライバーが筆者の財布から紙幣を数えてくれていたのです。

何も知らなかった筆者は親切心で丁寧に対応してくれたものと思っていましたが、どうやらこの時にこっそりと日本円の1万円札が抜き取られていたのです。

初めての地域を訪れるときは下調べが大切

結局のところ、相場より高い金額を請求され、1万円札を抜き取られるというダブルパンチ。今では笑い話ではありますが、当時旅慣れしていなかった筆者にとって、この経験は苦い思い出に…。ぼったくりにあってしまった原因は情報不足が全てだったと言っても過言ではありません。

今回は金銭的なトラブルだけで済みましたが、時にもっと重大なトラブルに巻き込まれてしまう可能性だってあります。初めての地域を訪れる際にはきちんと下調べを行い、準備をして訪れるのが何よりも大切ですね。

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージです



ライター:けんちょ(Instagram/Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。