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【Vリーグ】ファイナルステージが開催中!金メダリスト&2人の日本代表がチームを引っ張る!「サントリーサンバーズ」

  • 2024.3.24
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3月17日に最終節を迎えたバレーボールの国内最高峰リーグ
2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)のレギュラーラウンド。

1位通過は、2019-20シーズン以来4季ぶりパナソニックパンサーズ。2位は、6シーズン連続のファイナルステージ進出を決めたサントリーサンバーズでした。

最後の熱い戦いが行われるファイナルステージは、今年から方式が変わり、上位6チームがステージに進めることになりました。

ファイナルステージは、3/23(土)にクォーターファイナル・24(日)にセミファイナルが大田区総合体育館(東京都)で行われ、30日(土)に3位と5位決定戦・31日(日)に決勝が有明コロシアム(東京都)で開催されます。

そこで今回は、出場する6チームの紹介をシリーズでお届けしています!
第3回は、レギュラーラウンドを2位で通過した『サントリーサンバーズ』です。

2021-22シーズンぶりのV奪還を目指す強豪チームに注目です!

レギュラーラウンド2位通過【サントリーサンバーズ】

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写真:西村尚己/アフロスポーツ

大阪府箕面市に拠点を置くチーム。ホームアリーナは、サントリー箕面トレーニングセンター体育館(大阪府箕面市)。SUNBIRDSの「SUN」はSUNTORYのSUN、そして太陽のSUN。「燦然と輝く太陽に向かって羽ばたく、不死鳥のように」との思いから、SUNBIRDSと名付けられています。リーグで最も身長が高い・218cmの絶対的エース・ムセルフスキー選手を中心に、アウトサイドヒッターで今年日本人に帰化したアライン選手JTサンダーズ広島から移籍してきたミドルブロッカーの小野寺選手など得点源になる選手が豊富で攻撃力が高いチーム。2020-21と2021-22は優勝、昨シーズンは準優勝と常に上位に食い込む強豪です。さらに昨年5月に行われた2023アジアクラブ男子選手権大会では、男子日本勢で初めて優勝、アジアを制覇し、世界クラブ選手権でも日本初の3位を獲得しました。レギュラーラウンドの優勝は逃したものの、不死鳥がV奪還を目指す熱いプレーは見逃せません!

【注目選手】ドミトリー・ムセルフスキー選手(オポジット)

ウクライナ出身。35歳。身長は、218cm。2012年のロンドンオリンピックでは、ロシア代表として出場し、金メダルを獲得しています。2018/19シーズンにサントリーサンバーズに入団し、日本でのキャリアをスタート。すぐに実力を発揮し、これまでに得点王、スパイク賞、最高殊勲選手賞(MVP)を受賞しています。また、昨年のアジア選手権でも優勝に大きく貢献し、自身もMVPを受賞、まさにチームの絶対的エース。そんなムセルフスキー選手の特徴は、ただ打点が高いだけでなく、難しいトスへの対応など、技術力も非常に優れていることです。自身も難しいシチュエーションで打つほうが、モチベーションが上がって、燃えるとインタビューで答えています。悩みは、遠征で地方に訪れた際、ホテルの湯船が小さくて、いつも体を折り曲げて入らなくてはいけないこと。試合後にリラックスしてほしいですが、なかなかムセルフスキー選手サイズのユニットバスは難しいですね(笑) 日本にはいい温泉が沢山ありますから、ゆっくり体を休めてもらって、ファイナルステージでも大迫力のプレーを期待したいです!

【注目選手】大宅真樹選手(セッター)

長崎県出身。28歳。2018年にサントリーサンバーズに入団し、1年目で日本代表登録メンバーにも初選出される。2020-21シーズンはサントリーの監督に就任したばかりの山村宏太現監督に、人としても選手としても成長する必要があるという理由でキャプテンに指名され、就任し、サントリーサンバーズの14季ぶりのリーグ優勝に貢献、自身もベスト6を受賞しました。そんな大宅選手の特徴は、劣勢の場面でも的を絞らせない落ち着いたトスワーク。サントリーサンバーズがフルセットに強いのも大宅選手の冷静沈着なプレーが活きているからかもしれませんね。また、以前のインタビューでは、「子供が生まれたことで、1人1人を見る目が変わったというか、人を大事にするようになったというか、人に優しくなったのかな(笑)」とも語っている。パパになってさらにパワーアップした司令塔、大宅選手のプレーも必見です!

【注目選手】小野寺太志選手(ミドルブロッカー)

宮城県出身。27歳。身長、202cm。今シーズンJTサンダース広島から移籍してきた、日本代表不動のミドルブロッカー。中学3年生からバレーボールを始め、わずか1年後の高校1年生のときに18歳以下の日本代表に選出されました。現在も代表選手とし活躍、世界を舞台に戦っています。Vリーグでは、これまでにベスト6を3回、ブロック賞2回、スパイク賞1回、フェアプレー賞1回を受賞、今年もアタック決定率でリーグトップに立っています。冷静にコースをつくスパイクは相手を翻弄させ、さらに守備では、しぶといブロックで相手チームを苦戦させる小野寺選手。公式HPでは、サントリーの自慢に「大宅選手がいること」と挙げているので、二人の息の合った攻撃を会場で見るのが楽しみですね!

ちなみに…サントリーサンバーズのマスコットキャラクター「スーパーサンバーズくん・ムンバーズくん」は、身体能力抜群!セット間のパフォーマンスでバック転を見せてくれることもあるんです!ぜひこちらの二人にも注目してみてくださいね!

次回は、今年圧倒的な強さでレギュラーラウンドを1位通過した『パナソニックパンサーズ』が登場。


※本記事は、3/21の情報です

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