物事をきちんとこなすことは大切なことです。でも、いつもきちんとしていると、自分自身が息苦しく感じたりもしますし、周りも同じように頑張らなければならないのかとプレッシャーに感じてしまうかもしれません。だからこそ、ある程度のテキトーさを持っている必要性があるのではないでしょうか。あなたの“テキトー度”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.花束
2.おちょこ
3.メガホン
4.中国ゴマ
1.花束に見えた人は「テキトー度60%」
図形が花束に見えた人は、テキトー度が60%とやや高めかもしれません。ある程度きちんとすることもできますが、どちらかというとテキトーな面が目立ちやすい人かもしれません。きちんとしなければいけないところは、しっかりと押さえておき、あとはテキトーにこなすタイプではないでしょうか。
このタイプの人は、おおらかですが誠実さも持ち合わせている人でしょう。だから他人が関わってくるようなことに関しては、あまりテキトーにはしないようにしているようです。自分や家族くらい身近な存在だけに関わるときは、結構テキトーになっているのではないでしょうか。つまり仕事などはきちんとこなしますが、プライベートはルーズな感じになりがちでしょう。
そうやってうまくバランスを取っている人なのかもしれません。本来は性格的にテキトーな方に寄りやすいかもしれません。気を張らないと、きちんとできない人でしょう。ただし、きちんとすべきところは、本当にしっかりと細かいところまできちんとする人でもあります。だからこそ、あまりテキトーという印象は対外的にはないかもしれません。
2.おちょこに見えた人は「テキトー度80%」
図形がおちょこに見えた人は、テキトー度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは相当にテキトーな人なのではないでしょうか。きちんとやるということが苦手で、どうしてもボロが出がちかもしれません。細かいところまできちんとすることを要求されるような仕事は向いていないのではないでしょうか。
このタイプの人は、のんびり屋で大雑把な性格をしていそうです。だからこそ、あまりきちんとするのはもともと好まないかもしれません。そもそも細かいところまで気が回りませんし、鈍感だったり面倒くさがりだったりとテキトーになってしまいやすい要素をたくさん持っていそうです。
テキトーな人ですので、周りもあなたにはあまり気を遣わずに済んでいるかもしれません。ただ約束を忘れたり仕事が雑だったり、時間に遅れてきたりということが結構多く、イライラさせてしまうことも多そうです。もう少し押さえるべきところはきちんとできるようになると、あなたのテキトーさが短所ではなく長所になるのではないでしょうか。
3.メガホンに見えた人は「テキトー度40%」
図形がメガホンに見えた人は、テキトー度が40%とやや低めかもしれません。テキトーさも持ち合わせてはいますが、どちらかというと何事もきちんとこなしたいと考える人かもしれません。あまり問題にならないような部分ではテキトーにすることもできそうですが、仕事や対人面に関しては、とてもきちんとした人でしょう。
このタイプの人は、しっかり者で統率力のある人かもしれません。周りから頼りにされることも多く、頑張らなければならないと気を張っていそうです。真面目なところもありますので、期待されれば、それ以上の成果を上げなければならないと自分を追い込みがちではないでしょうか。ちょっとした口約束などもしっかりと覚えていて守ろうとしますし、仕事ぶりも丁寧でしょう。
あなたがテキトーになってしまうのは、おそらく自分ひとりだけの食事などではないでしょうか。家族の分も用意するのであれば、テキトーにはできないはずです。最低限きちんとできるところはきちんとしようとする人ですので、気疲れしてしまっていることも多いかもしれません。
4.中国ゴマに見えた人は「テキトー度20%」
図形が中国ゴマに見えた人は、テキトー度が20%とかなり低めかもしれません。あなたはテキトーさをあまり持ち合わせておらず、何をするにしてもきちんとこなしたい人かもしれません。他人からは見えないような部分も、なかなか手を抜くということができず、自分で自分の作ったルーティーンに疲れてしまうこともありそうです。
このタイプの人は、神経質で細かいところが気になりやすい性格をしていそうです。それゆえ、テキトーに済ませようと思っても、結局気が気でなくなってしまい、やり直すようなところがあるのではないでしょうか。自分できちんとやることに疲れて、テキトーにしようと頑張っても、それがうまくいかないのかもしれません。
あなたが細かいところまできちんとしようとするため、周りは知らず知らずにうちに緊張感を感じてしまっているかもしれません。あなたと同じ水準で頑張ろうとすると、多くの人は早い段階で潰れそうになってしまいます。そういう意味では少しずつテキトーにできる部分を見つけていくことは大切なのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。