現役駅員の本当の話(@n3cflFNAtq5B9o3)さんが、駅員さんの土地勘について知ってほしいことをX(旧Twitter)上に投稿すると「駅員さんのせいじゃない」「自分で調べてほしい」などのコメントが寄せられ話題になっています。
現役駅員さんの「土地勘」についての実情はこちらです。
「最近の駅員は、土地勘がない場合があります。
人手不足で何駅も掛け持ちしており、急遽ヘルプで数ヶ月に1回行く場合は大変。
客『〇〇会議所どこ?』
私『駅前交番へ…』
客『は?出口も分かんないの』
私(スマホを預かり地図を回転させ)『北口…いや南口?』
客『早く!!会議に間に合わない』
残念ながら昔みたいに、一人一駅勤務で『駅員は、街のことはある程度知ってる』時代ではありません。
ある程度有名なランドマークは、勤務に備えて『事前に自主的に無給で』訪れたりして、予習はしますが。
『知らない建物なので、駅前交番へ…』と言って、叱責されても辛いです」
現在は駅員さんも人手不足。ヘルプで急遽配属される場合もあるとのことです。数か月に1度しか行かない駅ならば、土地勘がないのも当然です。
駅員さんに聞いてみることはあるかもしれませんが、知らないからと言って駅員さんに怒ってしまうのは駅員さんが気の毒ですね。
最近の駅員は、土地勘がない場合があります。
— 現役駅員の本当の話 (@n3cflFNAtq5B9o3) January 17, 2024
人手不足で何駅も掛け持ちしており、急遽ヘルプで数ヶ月に1回行く場合は大変。
客『〇〇会議所どこ?』
私『駅前交番へ…』
客『は?出口も分かんないの💢』
私(スマホを預かり地図を回転させ)『北口…いや南口?』
客『早く‼️会議に間に合わない😡』
共感や同じような経験の声
こちらの投稿を見た人からは、さまざまなコメントが寄せられました。
「最近の駅員ってタクシー運転手なみの地理知識要求されるのか...」
「駅員より利用者に聞いた方が土地勘ある人に出会える確率高そう
何でも駅員に聞けば済むと思う時代は利用者が終わらせないといけないのかもしれない」
現役の駅員さんの声
「現役駅員としてわかりみが深い。自分の所属駅なら大丈夫ですが。
稀にしか行かない駅の周りなんざ解りませんわ。他の駅から臨時で勤務してるから解りませんで通します」
「感じがいいお客様には快くご案内できますが、そうではない客には正直「下調べぐらいしてこいよ!」と思いながら案内しています。出口なんて地図や案内板を見てれば分かりますし」
同じく現役駅員さんからの声が見られました。道案内を頼まれて、困ってしまうという方は多いようですね。
他の業種の方も共感
「バス運転士にも似たようなことがあります。
路線バスの運転士なんだからいつも同じとこ走ってるから沿線のことは詳しいと思われがちですが、シフトの流れで半年ぶりに走るようなこともあったりします。新しいお店とか聞かれてもわかりません。お手持ちのスマホで事前に調べてからご乗車下さい」
「駅員もそうですが、駅で清掃している人も分からない場合があります。
社員教育で、"土地勘がない、分からない場合は交番や観光案内所に案内"するよう教えられています」
「販売員に道や近隣の美味しい店など聞くのやめてください
こっちは店舗応援で来ただけじゃ」
困ってしまってつい頼ってしまったという方も多いようです。「道案内」に関して、多くの接客業の方が困惑してしまったという経験があることがわかりました。
当事者でなくてはわからないこともあるので、このように発信してもらえると、理解が深まりますね。
取材協力:現役駅員の本当の話(@n3cflFNAtq5B9o3)さん