あなたはどんな欲を持っていますか。人は誰しも少なからず欲を持っており、その欲深さは人によって違うものです。手に入れることで満足できる人もいれば、更に欲しがったり、手に入れてはいけないものにまで手を出してしまう人もいるでしょう。欲深い人であれば、手に入らないとわかった時の絶望は凄まじいかもしれません。そこで今回は、あなたは“欲深い人か”を心理テストで探ってみましょう。
どのおにぎりを選びますか?直感でお答えください。
1.①のおにぎり
2.②のおにぎり
3.③のおにぎり
4.④のおにぎり
1.①のおにぎりを選んだ人は「やや欲深い人」
①のおにぎりを選んだ人は、やや欲深い人かもしれません。あなたは欲しいものが手に入ったり、達成できたりする喜びで、どんどん頑張っていける人ではないでしょうか。できるようになりたいという気持ちが強く、努力を続ける上昇志向が強いところもあるようです。
このタイプの人は、上昇志向の強さが表れています。過去の自分と比べて、成長や変化できているのかが気になったり、憧れに近づこうとする思いが強いようです。達成できたり手に入れることができた時の喜びが、その思いをより強くしているのかもしれません。
成長できる喜びは、自己肯定感の高さにも繋がります。自分に自信を持つことができたり、辛いことや悲しいことも乗り越えられる強さになります。欲深いことは、人として当たり前の感情です。その感情を上手く活用して、自己実現することができる人かもしれません。
2.②のおにぎりを選んだ人は「欲深くない人」
②のおにぎりを選んだ人は、欲深くない人かもしれません。人から欲しいものを聞かれてもすぐに思い浮かばず、「なんでもいい」と答えてしまうような人ではないでしょうか。欲がなくて心が穏やかというよりも、やる気や意欲が少なくあまり元気がないのかもしれません。
このタイプの人は、気分が沈んでしまっているところが表れています。疲れが続いていたり、ショッキングなことがあったりして、落ち込んでいるのではないでしょうか。以前は欲があったとしても、最近は欲を出す元気すらないのかもしれません。
気分転換をすることが大事ですが、それすら行う元気がない人もいます。まずはご飯を食べて、「美味しい」「苦手」といった感情を言葉に出すようにしてみてはどうでしょうか。気持ちが高まらないと、やる気や元気も落ち着いてしまいます。身近なところから気持ちを吐き出す練習をしてみたら、欲求が高まるかもしれません。
3.③のおにぎりを選んだ人は「欲深い人」
③のおにぎりを選んだ人は、欲深い人かもしれません。欲しいものが手に入っても、すぐ次に欲しいものを考えてしまい、どこまでも満足しない人ではないでしょうか。上昇志向というよりも常に何かを欲しがっている、満たされていない人なのかもしれません。
このタイプの人は、心が満たされていないことが表れています。手に入った結果よりも、手に入れようとする過程に価値を見出しているのかもしれません。手に入らなかったものを手に入れることに充足感や、楽しみを感じているのではないでしょうか。
手に入る充足感ばかりを追い求めてしまうのは、幼少期の満たされなかった体験の反動かもしれません。求めすぎることで、自分の本当に欲しいものが何なのかを見出すことが難しくなります。欲深くものを求めたり、お願いをかなえてくれる人を探すのではなく、あなたの気持ちを受け止めてくれる人を見つけてはどうでしょうか。
4.④のおにぎりを選んだ人は「あまり欲深くない人」
④のおにぎりを選んだ人は、あまり欲深くない人かもしれません。あなたは欲しいものがあっても、それが手に入ればしばらく満足できる人ではないでしょうか。あれもこれもと欲しくなるよりも、手に入ったものを大事にしたり、集中して頑張れる人かもしれません。
このタイプの人は、熱中しやすさが表れています。気に入ったものを大事にして、長く大切に使っているのではないでしょうか。そのため、やりたいことや頑張りたいことを色々考えてしまうと、楽しさよりもどれから手をつけてよいのかわからず混乱してしまうのかもしれません。
一つのことに集中する人だからこそ、周りへの気配りが苦手で不器用な人と思われているかもしれません。しかし、不器用でもあなたのよさに気づく人は多いでしょう。あなたの一生懸命に取り組む姿勢が評価され、人との関係性に困ることは少ないのではないでしょうか。
ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう!