「何に見える？」あなたが“縛られているもの”がわかる心理テスト

私たちは、日々気付かないうちに様々な人や出来事の影響を受けながら生活しています。中には、強すぎる影響によって、あなたの思考や行動を縛り付けているものもあるかもしれません。あなたが縛られているものは何でしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.鎖

2.鏡

3.ネックレス

4.葉冠

図形が鎖に見えた人が縛られているものは、親の影響かもしれません。今でも、親の考えや意向を意識して行動してしまう事が多いのではないでしょうか。親に教わった事や、親の大切にしていた事が今の自分の考えと違っても無視しにくいのかもしれません。

このタイプの人は、自分に自信がない人かもしれません。ゆえに、自分がどうしたいのかよりも、どうしたら周囲に認められるのかを優先して物事を決めてしまう心のクセがあるのではないでしょうか。

自分に自信がない人は、親しい他者に依存的になりやすい傾向があります。周囲の考えを参考にしても、最後は自分の事は自分で決める経験を重ねていく事が、自立への近道と言えるかもしれません。

図形が鏡に見えた人が縛られているものは、高すぎる理想かもしれません。「こうありたい」という理想の自分像は明確ですが、とても高いところにあるがゆえに、自分を追い込みがちなのではないでしょうか。

このタイプの人は、プライドが高く、ストイックな人かもしれません。目標達成のためには、心身に負荷をかけたり、周囲とぶつかる事も厭わない負けん気の強さがあるのではないでしょうか。

高い目標があり、それに向けて努力が出来るのはあなたの強みですが、高すぎる理想に縛られると、そこから外れた自分を許せなくなってしまう事があります。出来ない自分や、弱い自分も認めてあげる事が心の健康には大切でしょう。

図形がネックレスに見えた人が縛られているものは、パートナーや友人かもしれません。タイプの違うパートナーや友人と付き合う中で、本当の自分がわからなくなり始めているのではないでしょうか。

このタイプの人は、控えめで、周囲に合わせる事が得意な人かもしれません。言い換えれば、多少嫌な思いや苦しい思いをしても相手の全てを受け入れてしまうところがあるのではないでしょうか。

今のあなたは、身近なパートナーや友人と少し距離を取るべきだと感じ始めているのではないでしょうか。大切な人だけれど、一緒にいると自分の思いを押し殺して苦しくなる感じや、どこか支配されているような感じを抱いてしまうのかもしれません。

図形が葉冠に見えた人が縛られているものは、世間の常識かもしれません。「こうしなければならない」といった世間の常識を意識しすぎるあまり、自由に生きられていない感覚があるのではないでしょうか。

このタイプの人は、真面目で、周囲からどう見られるかを常に意識して生きてきた人かもしれません。ですがここへ来て、今までの自分であれば選ばなかったであろう人生の選択肢や、生き方に興味を抱き始めているのではないでしょうか。

世間の常識とは、大きく、強固に見えて、実は曖昧なものかもしれません。異なる価値観の友人と交流したり、文化の異なる海外に旅をするだけでも、自分がいかに枠にはまった考えをしていたかを気付ける事もあるのではないでしょうか。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届け出来ればと思います！