機嫌が良くなったり悪くなったりするのは仕方がないことです。けれども機嫌が悪いからといって、もし周りに迷惑をかけているのであれば、それはやめたいですよね。そうならないためには、まず自分が不機嫌であることに気づけることが大切かもしれません。では、あなたが不機嫌な時にしがちなことを心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ストック
2.時計の針
3.給油ポンプ
4.花びらのとれた花
1.ストックに見えた人は「ふらっと出かけていく」
図形がストックに見えた人は、不機嫌な時に、ふらっと出かけていきがちかもしれません。誰にも何も言わず、気づいたらいないということが結構あるのではないでしょうか。そうやって外に出てぶらぶらすることで、機嫌を直そうとしているのかもしれません。ただ何も言わずにいなくなることで、機嫌が悪かったんだと周りも気づくことが多いでしょう。
このタイプの人は、不器用で控えめな性格をしていそうです。周りの人に感情を見せるのがあまり得意ではないのかもしれません。いつも「何を考えているかわからない」と言われるのではないでしょうか。表情もあまり変わりませんし、感情的になってしまうということも、ほとんどないでしょう。
だからこそ、不機嫌な時にしがちなことも、できるだけ不機嫌であることに気づかれないような行動が多くなりがちではないでしょうか。とはいえ、その後の予定があったとしても、何も言わずに出かけていってしまうことがあるため、一応書き置きくらいは残しておくと良いのかもしれません。おそらく心配させてしまうことは、望んではいないでしょう。
2.時計の針に見えた人は「ひとりになりたがる」
図形が時計の針に見えた人は、不機嫌な時に、ひとりになりたがりがちかもしれません。周りに自分から離れるよう言葉で牽制することが多いのではないでしょうか。はっきりと「ひとりにして」ということもあるでしょうし、イライラ感を出して周りが離れるようにする時もあるでしょう。
このタイプの人は、繊細で神経質になりやすいところがありそうです。不機嫌な時に周りがザワザワしていると、余計に気持ちが落ち着かなくなるのではないでしょうか。あれこれ話しかけられたりするのも煩わしく感じるでしょうし、大きな声で騒がれるのも余計に機嫌を悪くしてしまいそうです。
ただ、あなたの場合、なぜか自分からその場を動いてひとりになるという方法を取らない傾向がありそうです。自分がそこから立ち去るよりも、周りを動かそうとしがちでしょう。だから、ひとりになれるまで、周りに冷たい態度をとってしまうことがあるかもしれません。思い切って自分から動いてしまう方が、結果的に良いのではないでしょうか。
3.給油ポンプに見えた人は「暴飲暴食に走る」
図形が給油ポンプに見えた人は、不機嫌な時に暴飲暴食に走りがちかもしれません。必要以上にお菓子を食べたり、お酒を飲んだりしてしまうことが多いのではないでしょうか。しかも、不機嫌ですので「美味しい」などの言葉もなく、ただ黙々と暴飲暴食をすることになってしまいそうです。
このタイプの人は、我慢強く気持ちを押し殺しやすいところがありそうです。それゆえ、仕事などでストレスを感じてしまうことも多いのではないでしょうか。ただ外では不機嫌さを出すことができず、我慢をし続け、家に帰ってから不機嫌な態度を取ることが多いかもしれません。そのため、家族は不機嫌なあなたを見ることが結構あるのではないでしょうか。
ブスッとした顔で、会話もあまりせず、とにかくお腹の中に入れていこうとしがちでしょう。何か話しかけられても、そっけない態度をとることが多く、周りの人は少し不快な気持ちになってしまっているかもしれません。それならむしろ「こういうことがあって機嫌が悪い」と理由を話す方が、気持ちもスッキリするでしょうし、相手も不快な気持ちにならずに済むかもしれません。
4.花びらのとれた花に見えた人は「あからさまに態度に出す」
図形が花びらのとれた花に見えた人は、不機嫌な時にあからさまに態度に出しがちかもしれません。周りにいる人に対して、イライラした声で返事をし、不機嫌そのものの表情で居続けるということがあるでしょう。ちょっとしたことで怒ったりしてしまい、八つ当たりだと言われることもあるのではないでしょうか。
このタイプの人は、感受性豊かで感情表現が素直でわかりやすいところがありそうです。良くも悪くも顔や態度に気持ちが出てしまいがちでしょう。当然、不機嫌な時もとてもわかりやすい形で表現してしまうのではないでしょうか。我慢したり抑えたりということがないのかもしれません。
そのため、あなたが知らないところで、周りは相当あなたに気を遣っているかもしれません。それまで楽しい空気だったのが、あなたの不機嫌さによって、ガラッと変わってしまうこともあるでしょう。どうしても態度には出てしまいがちですので、人がいないところへ行く方が、お互いにとって良いのかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。