韓国・ソウルの街中で通話する日本人女性→突然陥った“危機的な状況”とは！？

今回は、mio7さん（34歳・アパレル勤務）が実際に体験されたエピソードをご紹介します。

15年ほど前、当時19歳だったmio7さんが、大好きな韓国・ソウルへ初の海外旅行へ訪れた時のことです。念願の初韓国・初海外旅行で浮かれていたというmio7さん。当時は携帯を持っていなかったため、韓国人の友人に連絡しようとホテルの近くにある公衆電話へ行くと、とんでもないトラブルに巻き込まれて…！？

mio7さんが陥った危険な状況とは、一体なんだったのでしょうか。

ソウルの公衆電話で楽しく話していたら…

2009年ごろの韓国・ソウルでの話です。「初めての海外旅行、それも行き先は大好きな韓国！」ということで、当時19歳とまだ若かった私は随分と浮かれていました。

韓国のホテルに到着後、現地にいる韓国人の友人にさっそく連絡をしようとしましたが、当時の私は携帯電話を持っていませんでした。そのため、近くの公衆電話を使うことに。まだ明るさが残る夕方でしたし、泊まっていたホテルのすぐ近くだったので「パッと行ってすぐに話を終えて戻れば大丈夫だろう」と、安易な考えで公衆電話へと向かいました。

公衆電話まで無事に辿り着いた私は、友人と楽しい通話をはじめます。ところがこの後、油断し切っていた私は、大変なトラブルに巻き込まれてしまうのです…。

突然、危機的な状況に！？

友人と通話をしている最中、突然、知らない男性に腕を掴まれたのです。それだけでもすでに怖いのに、彼は大きな声を出しながらものすごく強い力で引っ張ってくるのです！

どうやらその男性はお酒に酔っている様子。恐怖で頭が回らなくなってしまった私は、韓国語も何も思い浮かばず、声も出せませんでした。助けを求めたいのにできず「どうしよう、どうしよう」と考えている間に、どこかに連れて行かれそうに…。

諦めかけたその時…！

「もうダメだ…」と思ったその瞬間、幸いなことに、通りかかった小柄で若い女性たちが気付いてくれたのです。そして、韓国語で何かを叫びながら、3人で同時に男性へ体当たり！！さすがの男性も、女性3人の同時タックルには敵わず、道端に転がり、うずくまってしまいました。

さらにこの後、彼女たちは私のことをホテルまで送ってくれ、恐怖で震える私に

「もう大丈夫ですよ」「安心してください」

と優しい声をかけてくれました。そして、お別れする時には

「せっかく韓国に遊びに来てくれたのに、こわい思いをさせてしまってごめんなさい」

とまで言ってくれたのです。女性たちの優しさや気遣いが本当にありがたくて、胸がいっぱいになった海外でのトラブルでした。

自分を見直すきっかけになりました

この出来事は、彼女たちの気遣いと優しさに感動すると同時に、自分の考えが甘かったことを反省し、「もっと気をつけよう、もっと韓国語を勉強しよう」と私に強く感じさせた、かけがえのない体験のひとつです。また「日本に遊びに来てくれた外国の方に親切にしよう」と、より強く思うきっかけにもなりました。

今では、日本で困っている外国人の方を見かけたら、英語や韓国語など、自分の話せる言葉で声をかけるように心がけています。

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提供：mio7さん（34歳・アパレル勤務）

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※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※記事内の情報は体験者の渡航時および記事執筆時点の情報です