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オーロラを観にフィンランドに行った日本人女性→突然起こった“恐怖を感じる出来事”とは

  • 2024.2.22

今回は、ykibouさん(39歳・フリーランス)が実際に体験したという、海外でのハプニングエピソードをご紹介します。

2013年の冬、オーロラを見るために、はるばる日本からフィンランドを訪れたというykibouさん。治安がいいと言われる現地の夜道を一人歩いていたところ、恐怖を感じる出来事と遭遇してしまったそうで…。

一体、ykibouさんの身に何が起こったのでしょうか?

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出典:PIXA

治安の良さは“日本と同じくらい”のはずだけど…

2013年の冬、一人旅でフィンランドへ行きました。目的は、オーロラを見ること。北部にあるロバニエミという街に滞在し、夜間に見えるオーロラを楽しもうと計画していた時の話です。

夜間に出現するオーロラに備え、昼に睡眠をとり、夜になってから外を散策して1日を過ごしていました。海外で“夜間に外出”と聞くと不安に思う方がほとんどだと思いますが、当初の私は、フィンランドの治安を“日本と同じくらい”と考えていたので、夜中に一人で外出することもさほど怖くなかったのです。

ところが、この認識の甘さが一大事につながってしまうことに…。

人生で一番速く走った…

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出典:PIXTA

念願のオーロラを見ようと人気(ひとけ)のない雪道を一人で歩いていると、なんだかバタバタ聞こえてくる気がする…。ふと後ろを振り返ってみると、ガタイのいい外国人男性が何かを叫びながら走って近づいて来るのです!

何かを叫んでいるのはわかっても、英語なのか他の言語なのかを理解できなかった私は、もしかしたら襲われるのではないかと恐怖を感じ、猛ダッシュ。極寒のために、厚着にスノーブーツという走りにくい服装でしたが、人生で一番速く走り切ったように思えます…。そして、人生一早く駆け抜けた結果、無事に滞在先のホテルに避難することができました。

もしかしたら、なんの悪意もなくただ声をかけていただけなのかもしれません。しかし、“異国の地で夜一人”と考えてしまった私には、どうしても悪い展開しか思い浮かばず…。「もしも悪い人だったら」と考えるとゾッとしてしまう体験でした。

思い返してもゾッとする…

「あの時の男性がもし悪い人だったら、もし追いつかれていたら…」と考えると、いまだにゾッとします。結局、目的のオーロラは見られずじまいで幕を閉じたロバニエミ観光でしたが、その後訪れた首都・ヘルシンキでは楽しく過ごすことができました。今では、“楽しい旅行に盛り返したいい思い出”として心に残っています。

みなさんも、海外での夜間の一人行動にはくれぐれもご注意を。「治安のいい国だから…」と油断するのは禁物かもしれません…。



提供:ykibouさん(39歳・フリーランス)

※記事内の画像はイメージです
※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています
※記事内の情報は体験者の渡航時および記事執筆時点の情報です