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スマートフォンユーザーに「フリック入力」を使用しているかどうかを調査したところ、若年層以外の利用者がフリック入力を使っていないことがわかりました。文字入力の主流がフリック入力だと思われていただけに、なかなかショッキングなデータです。
そこで今回は、キーボード入力をしている方に向けて、あらためてフリック入力の魅力をご紹介したいと思います。慣れさえすれば使いやすいのでぜひこの機会にフリック入力を試してみてください！

フリック入力は少数派だった…

スマートフォンの文字入力方法にはフリック入力とキーボード入力がありますが、NTTドコモのモバイル社会研究所の調査によると、なんとフリック入力を使用している人は少数派であることが判明しました。

若年層ほどフリック入力を使っている傾向が高いですが、最も利用率が高い15～24歳の女性でさえも過半数を下回っています。40歳より上になると、ほとんどの方がキーボード入力をしているようです。片手で操作できて便利なのに、どうしてなのでしょうか。

そこで今回は、あらためてフリック入力に切り替えたくなる便利ワザを紹介。キーボード入力に慣れてしまって戻る気がないという方もぜひ最後まで読んでみてください！

１｜同じ文字を連続で入力する

初期設定のままだと同じキーを連続でタップすると「あ・い・う・え・お・あ…」のように順番に文字が変わっていきます。これだと、仮に「あああ」と入力したいときは、いちいち「あ」のあとに「→」キーをタップしなければならず面倒です。
同じキーを連続してタップしても文字が変わらないように設定変更すると格段にフリップ入力が使いやすくなります。

同じ文字を連続で入力する方法

1.［設定］から「一般」をタップ

2.「キーボード」をタップ

3.「フリックのみ」をオンにする

これで連続して同じ文字を入力することができます。

２｜カッコを入力する

日常的によく使用するカッコの入力ですが、フリック入力の場合、どこを見てもカッコのキーがありません。画面をアルファベットや数字に切り替えて入力する方もいると思いますが、実はひらがな入力画面から簡単にカッコを入力することができます。

ひらがな画面からカッコを入力する方法

1.「や」をタップ

2.指を離さず左右にフリック

入力されるカッコは「」ですが、予測変換にさまざまなカッコが表示されます。

３｜「・（ナカグロ）」や「…（3点リーダ）」を入力する

「・（ナカグロ）」や「…（3点リーダ）」を入力したいときは、「、」や「。」を押すと予測変換にさまざまな読点が表示されます。使用する機会が多い割に「てん」と入力しがちなので覚えておくといいでしょう。これから紹介する方法を使えば、1、2秒で入力することができますよ。

「・（ナカグロ）」を入力する方法

1.「、」をタップ

2.予測変換に「・（ナカグロ）」が表示される

「…（3点リーダ）」を入力する方法

1.「。」をフリック入力

2.予測変換に「…（3点リーダ）」が表示される

慣れればフリック入力は便利

今回はフリック入力の利用率が意外に低かったという調査結果にちなんで、フリック入力の便利な使い方についておさらいしました。慣れてしまえば片手で素早く入力できるので、普段キーボード入力している方もぜひ試してみてください。

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出典：NTTドコモ モバイル社会研究所「15～24歳女性の約半数がフリック入力を利用」

ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。