誰しも、自分にとって弱みを見せやすい人とそうでない人がいるでしょう。それらの違いは、自分が周囲にどう見られたいかといった理想の自己像を表しているかもしれません。あなたが弱みを見せられない相手を心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.旗
2.テント
3.鍬(くわ)
4.山
1.旗に見えた人は「同僚」
図形が旗に見えた人が弱みを見せられない相手は、同僚かもしれません。日々同じ仕事をする職場の同僚にだけは弱みを見せたくないと感じているのではないでしょうか。あるいは、見せたくても見せられない葛藤があるのかもしれません。
このタイプの人は、負けん気が強く、常に強い自分でいようと気を張っている人かもしれません。特に、仕事では他人に負けたくないと思っているのではないでしょうか。同僚は仲間というよりもライバルであり、弱みを見せる事への抵抗が強いのかもしれません。
弱みを見せる事に抵抗がある相手に、無理に弱さをさらけ出す必要はありません。ですが、あなたの中に「弱みを見せる=負け」という考えがあるのなら、「本当にそうだろうか?」と少し疑ってみてください。そうする事で今より少し楽になれるのではないでしょうか。
2.テントに見えた人は「家族」
図形がテントに見えた人が弱みを見せられない相手は、家族かもしれません。最も親しい間柄である親やパートナーといった家族にだけは弱みを見せたくないと感じているのではないでしょうか。あるいは、見せたくても見せられない葛藤があるのかもしれません。
このタイプの人は、優しく、他人を思いやる心の強い人かもしれません。自分が大変な時でも、大切な人の事を優先して考えやすいところがあるのではないでしょうか。ゆえに大切な家族に心配をかける事が嫌で、弱みを見せる事をためらってしまうのかもしれません。
弱みを見せる事に抵抗がある相手に、無理に弱さをさらけ出す必要はありません。ですが、あなたの中に「弱みを見せる=迷惑」という考えがあるのなら、「本当にそうだろうか?」と少し疑ってみてください。そうする事で今より少し楽になれるのではないでしょうか。
3.鍬(くわ)に見えた人は「部下や後輩」
図形が鍬(くわ)に見えた人が弱みを見せられない相手は、部下や後輩かもしれません。年齢や役職が自分より下の部下や後輩にだけは弱みを見せたくないと感じているのではないでしょうか。あるいは、見せたくても見せられない葛藤があるのかもしれません。
このタイプの人は、理想の自分でいるための努力を惜しまない人かもしれません。特に部下や後輩には、「かっこいい先輩」を意識して日々接しているのでしょう。ゆえに弱みを見せる事で、これまで作り上げてきたイメージが崩れる事を恐れているのではないでしょうか。
弱みを見せる事に抵抗がある相手に、無理に弱さをさらけ出す必要はありません。ですが、あなたの中に「弱みを見せる=かっこ悪い」という考えがあるのなら、「本当にそうだろうか?」と少し疑ってみてください。そうする事で今より少し楽になれるのではないでしょうか。
4.山に見えた人は「友人」
図形が山に見えた人が弱みを見せられない相手は、友人かもしれません。親しい友人にだけは弱みを見せたくないと感じているのではないでしょうか。あるいは、見せたくても見せられない葛藤があるのかもしれません。
このタイプの人は、切り替えが早く、自分の問題は自分で解決できると信じている人かもしれません。ゆえに一時の心情で他人に弱みを見せ、気を遣われ、関係が変化する事を嫌うのでしょう。特に友人とは常に楽しい時間を共有していたいという思いが強いのかもしれません。
弱みを見せる事に抵抗がある相手に、無理に弱さをさらけ出す必要はありません。ですが、あなたの中に「弱みを見せる=関係が変化する」という考えがあるのなら、「本当にそうだろうか?」と少し疑ってみてください。そうする事で今より少し楽になれるのではないでしょうか。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!