「何に見える？」あなたが“失敗する原因”がわかる心理テスト

2024.5.7

もし失敗を避けることができるのであれば、避けたいのが普通でしょう。失敗から学ぶこともありますが、しなくて良い失敗までする必要はないのかもしれません。失敗を避けるためには、まずは自分がどういうことで失敗をしやすくなるのかを知る必要がありそうです。あなたが“失敗する原因”は何なのか、探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.セロハンテープ

2.カタツムリ

3.落石注意標識

4.山と月

1.セロハンテープに見えた人は「雑になってしまう」

図形がセロハンテープに見えた人は、雑になってしまうことが失敗する原因かもしれません。最初のうちは丁寧にやろうとしていたのに、だんだん面倒くささが全面に出てきてしまい、最終的に雑になって失敗するというパターンに陥りがちなのではないでしょうか。最後まで気を抜かないことを意識すれば、失敗の回数を減らすことができるかもしれません。

このタイプの人は、大雑把で飽きっぽい性格をしていそうです。そのため、同じことをし続けるのは好きではないですし、途中で集中力も途切れてしまいがちでしょう。また、もともと大雑把で雑な性格ゆえに、少しでも気を抜くと動きが雑になっていってしまうのではないでしょうか。

そのせいで、最後のゴールが見えてきたあたりで失敗し、全てが台無しになることが多いかもしれません。そこまでは集中して丁寧さを保てていたのに、と後悔することもあるでしょう。終わりに近づくほど雑になりやすいですので、失敗したくない時は、そこで一度気を引き締める時間を取ることが重要なのではないでしょうか。

2.カタツムリに見えた人は「全体像が見えていない」

図形がカタツムリに見えた人は、全体像が見えていないことが失敗する原因かもしれません。自分では一生懸命にコツコツやっているつもりが、全体像が見えていないことで、時間が足りなくなり、結果的に失敗となることが多いのではないでしょうか。最初のうちに全体像を見ておけば、失敗の回数を減らすことができるかもしれません。

このタイプの人は、生真面目で目の前のことに気持ちを囚われやすい性格をしていそうです。根気強さもありますし、地道な作業は得意なのですが、全体を見ることが少し苦手なのではないでしょうか。とりあえず目についたところから始めてしまい、後から先にやるべき作業があったことに気づくということもありそうです。

そのせいで、せっかく途中までやっていたことが全て台無しになることもあるのではないでしょうか。だからこそ、時間がかかっても最初のうちに全体像を把握しておくことが大切なのかもしれません。ざっくりとでもやることを全て見ておくことで、時間の無駄を招くことが少なくなりそうです。

3.落石注意標識に見えた人は「失敗を恐れすぎている」

図形が落石注意標識に見えた人は、失敗を恐れすぎていることが失敗する原因かもしれません。失敗を恐れて失敗するなんて本末転倒な感じがしますが、あなたは失敗を恐れるがゆえに無駄な動きをたくさんしてしまいがちなのではないでしょうか。また失敗するイメージを強く持ってしまい、そこへ引っ張られている可能性もありそうです。

このタイプの人は、気が小さく不安になりやすい性格をしていそうです。想像力は豊かですが、どうしても良くない方向にばかり想像してしまいがちなのではないでしょうか。それゆえ、失敗してはいけないことほど、失敗してしまうことが多いのかもしれません。それほど力まずにできることは、あまり失敗しないのではないでしょうか。

失敗するかもしれない、と思うことで手元が狂いやすくなったり、必要以上に色々なところに気を回してしまうことで、うまくできるはずのことまでうまくできなくなっているかもしれません。まずは、失敗しそうだと思う時ほど、うまくできるイメージをしっかりと作ってから挑むことが必要なのではないでしょうか。

4.山と月に見えた人は「他人に頼らない」

図形が山と月に見えた人は、他人に頼らないことが失敗する原因かもしれません。あなたはなんでも自分ひとりでやろうとしがちですし、聞けばすぐにわかることも、聞こうとしないところがあるでしょう。そのせいで失敗してしまっていることが結構多いのではないでしょうか。

このタイプの人は、シャイで緊張しやすい性格をしていそうです。他人に何かを聞いたり頼ったりすることに抵抗感を強く感じてしまいがちかもしれません。それゆえ、できそうもないことも自分ひとりでなんとかしようとしてしまいやすく、自分が思った通り失敗したという結果を招いているのではないでしょうか。

あなたは、おそらく自分ひとりでは難しいということは事前にわかってはいるはずです。ただ、聞いたり頼ったりするのが嫌で、頑張ろうとしているのでしょう。でも結果的に誰かを頼る必要が出てくるのであれば、失敗するより前に頼ってしまった方が良いのかもしれません。そういう勇気が必要なのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。