「何に見える？」あなたの“図太い度”がわかる心理テスト

2024.4.30

ちょっとやそっとのことでは、へこたれることなく、とても逞しい精神を持つ人のことを、図太い人と言います。揶揄するときに使うこともありますが、どんな状況でも折れない強い人にも使います。社会の荒波を乗り越えていくためには、多少の図太さも必要なのではないでしょうか。あなたは自分がどのくらい図太さを持っていると思いますか？あなたの“図太い度”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.手桶

2.ストローのささったコップ

3.洋式トイレ

4.カート

1.手桶に見えた人は「図太い度60%」

図形が手桶に見えた人は、図太い度が60%とやや高めかもしれません。あなたは程よく図太さを持ち合わせた人なのではないでしょうか。図太さが行き過ぎて、図々しい感じになることもなく、繊細で、か細い感じになってしまうこともなく、ちょうどよい状態にあるようです。

このタイプの人は、おおらかで細かいことは、あまり気にしないところがありそうです。また面倒くさがりなところもあり、あれこれ気に病んだり悩んだりしても長続きしないのではないでしょうか。そのため、最初のうちは動揺していても、すぐに気持ちが落ち着き、どんと構えることができてしまう人なのでしょう。

かと思えば、周りに気遣うこともできる人なのかもしれません。確かに細かいところまでは気が回りませんし、関わり方が雑なことも多そうです。けれども、図太いなりに気遣う繊細さも持ち合わせてはいるのかもしれません。楽天的で明るく、つらいことがあって滅入っていても、しばらくすると立ち上がってくる図太さの持ち主でしょう。

2.ストローのささったコップに見えた人は「図太い度20%」

図形がストローのささったコップに見えた人は、図太い度が20%とかなり低めかもしれません。あなたは図太さがほとんどない、線の細い人なのではないでしょうか。繊細で、細やかなことにとてもよく気がつき、図太い人とは真逆の位置にいる人なのかもしれません。

このタイプの人は、共感力が高く周りのいろいろな人の気持ちにとても敏感なところがありそうです。ちょっとした変化にも弱く、馴染むまでに時間を要しやすいでしょう。つらいことがあると、長々と思い悩んでしまい、なかなか立ち直ることができなくなってしまうのではないでしょうか。後ろ向きな考えも持ちやすいかもしれません。

図太さがないため、どうしても精神的なしんどさを感じることは多そうです。ただ、その繊細で敏感なところに救われている人もいるはずです。あなただからこそ、気づけることもあるでしょうし、感じ取れることもあるのでしょう。だからこそ、自分には十分優しくしてあげる必要はありそうです。

3.洋式トイレに見えた人は「図太い度80%」

図形が洋式トイレに見えた人は、図太い度が80%とかなり高めかもしれません。あなたは「図太いと言えば、この人だ」と周りが思い浮かべるときに、すぐ浮かぶくらい図太い人なのではないでしょうか。ちょっとしたことでは全く動じませんし、ともすれば、図々しくなってしまっていることもありそうです。

このタイプの人は、頑固で積極的な性格をしていそうです。こうだと思えば、周りを気にせず突き進むマイペースさと逞しさがあるでしょう。小さいことは気にしませんし、自分の目的のためなら、大胆な行動も平気でとってしまうような豪快さもありそうです。そういう図太さがあるため、知らず知らずのうちに敵も作ってしまっているかもしれません。

敵がいても、それほど気にすることなくいられるのが、あなたではないでしょうか。周りから何を言われても、それほど気に病むこともなく、平然としているでしょう。どんなに荒ぶった波の中でも、豪快に生きていける強さと逞しさを持った人なのではないでしょうか。

4.カートに見えた人は「図太い度40%」

図形がカートに見えた人は、図太い度が40%とやや低めかもしれません。あなたはそれほど図太いところは持っていない人ではないでしょうか。ただ、実は意外と芯が強く、図太さがチラッと見える部分もありそうです。本当に繊細ですが、か細いというほど弱くはないでしょう。

このタイプの人は、常識的で周りの目を気にしやすいところがありそうです。そのため、遠慮がちな行動をとってしまうところがあるのではないでしょうか。本当はこうしたいという想いがあっても、周りとのバランスや評価を気にして、縮こまってしまうことがありそうです。図太い人のように、グイグイいくことはできないのでしょう。

基本的には細やかな気遣いもできますし、小さなことで動揺したりクヨクヨしたりすることもある人でしょう。ただ、どこかで吹っ切ることができる強さもあり、周りが思っているよりは逞しいかもしれません。図太いという印象はないかもしれませんが、いざというときには発揮できる強さは持っていそうです。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。