「何に見える？」あなたが“臆病になっていること”がわかる心理テスト

2025.12.31

過去の失敗や苦手意識から、いつの間にか臆病になってしまっていることはないでしょうか。
自覚できていればまだよいのですが、無自覚に恐れ、避け続けていることは、克服するまでに時間がかかるかもしれません。
今回は、あなたが臆病になっていることを心理テストで探り、自分の心と対話をするきっかけにしてみましょう。

図形が何に見えますか。直感でお答えください。

1.ティッシュケース

2.積み木

3.クッキー

4.金塊

1.ティッシュケースに見えた人は「何かに挑戦すること」

図形がティッシュケースに見えた人が臆病になっていることは、「何かに挑戦すること」かもしれません。新しく何かを始めたり、やったことのない仕事や趣味に挑戦することに、いつの間にか臆病になってはいないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、不安が強く、勝てる保障のない賭け事を嫌うタイプかもしれません。本当は挑戦してみたいことがあっても、リスクが頭をよぎり、ついつい二の足を踏んでしまうことが多いのではないでしょうか。

安定を重視し、リスクを避けるのも大切な考え方です。挑戦することばかりが良いとは言いませんが、もしあなたが、挑戦に対して過度に臆病になっているとしたら、自分の可能性を狭めているかもしれません。時にはいつもの自分と違う考えや行動を楽しんでみてくださいね。

2.積み木に見えた人は「他人と競い合うこと」

図形が積み木に見えた人が臆病になっていることは、「他人と競い合うこと」かもしれません。他人と競い合い、自分の実力が明らかになることに、いつの間にか臆病になってはいないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、完璧主義で、自分に求めるハードルが高いタイプかもしれません。そのため、他人と競い合って理想の結果が出なかったときに、プライドが傷つくことを無意識に恐れているのではないでしょうか。

いつも他人と競い合い、自分と向き合っていたら疲れてしまうでしょう。ですが、他人との関わりの中で、今いる自分の位置や、足りない部分が見えてくることもあるかもしれません。理想通りでなくとも、今ある等身大の自分を認めてあげられるといいですね。

3.クッキーに見えた人は「他人とぶつかること」

図形がクッキーに見えた人が臆病になっていることは、「他人とぶつかること」かもしれません。自分の思いを主張して他人とぶつかることに、いつの間にか臆病になってはいないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、心優しく、平和主義なタイプかもしれません。そのため、自分の気持ちや考えを主張して他人とぶつかるくらいなら…と、いつも自分を押し殺したり、後回しにしてしまっているのではないでしょうか。

やみくもに他人とぶつかるのが良いとは言えません。ですが、他人との衝突を避けることを何より重視して行動していては、いつもガマンを強いられているあなた自身がつらくなってしまうのではないでしょうか。自分自身にも優しくなれるといいですね。

4.金塊に見えた人は「新しい環境に飛び込むこと」

図形が金塊に見えた人が臆病になっていることは、「新しい環境に飛び込むこと」かもしれません。環境の変化に、いつの間にか臆病になってはいないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、安定志向が強く、多くを望まないタイプかもしれません。よく言えば、今手にあるものを大切にできる人なのでしょう。一方で、環境を変えることで手に入る新たな価値には、関心が薄そうです。

今ある環境や生活はあなたにとってとても大切なものなのでしょう。一方で、新しい環境で待っているであろうさまざまな出会いも、同じくらい素晴らしいものなのではないでしょうか。時には、まだ見ぬ出会いに期待し、新しい環境に飛び込む思い切りを持てるといいかもしれません。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！
編集：TRILLニュース