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【1日当たりの石油消費量が多い国】3位「インド」2位「中国」を抑えた1位は?

  • 2024.3.29
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写真:PIXTA

生活に欠かせない資源の1つである石油。自動車や船などの動力源として使用されたり、ペットボトルやプラスチックなどの化学製品の原料として使用されたり、また、寒い冬には石油ストーブの燃料として使われることも多いですよね。では、石油消費量が世界で最も多い国は、どこなのでしょうか?

今回は、外務省の調査(※)をもとに、1日当たりの石油消費量が多い国をランキング形式でご紹介します。

※2021年時点の情報です。

【3位】インド

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画像:PIXTA

3位は、インド。1日の石油消費量は、4,878,000バレルです。

2014年にナレンドラ・モディ首相が発表した政策「Make in India(インドでものづくりを)」により、製造業での石油需要が増しました。石油産出国の中東諸国との距離が近いこともあり、石油精製産業が盛んに。国が企業に対して支援を行うことで、自国の製造業の発展を促しているようです。

【2位】中国

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画像:PIXTA

2位は、中国。1日の石油消費量は、15,442,000バレルです。

世界全体の石油消費量の1割を占める、石油需要の高い国です。2017年には、アメリカの石油輸入量を上回り、石油輸入国として1位になりました。最近では、燃費規制やEV促進策、天然ガス自動車などの普及が広まっていることからか、消費が緩やかになっているようです。

【1位】アメリカ

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画像:PIXTA

1位はアメリカで、1日の石油消費量は18,684,000バレルです。

アメリカは、石油消費量だけでなく、石油産出量が多い国でもあります。2017年には、石油産出国として有名な、サウジアラビアやロシアを抑えて、石油産出量で1位を獲得しています。石油の消費大国として、また、石油産出量の多さを活かした石油貿易国として、世界を牽引しています。

石油消費量は、人口とも関連が…?

上位3都市の人口ランキングを見てみると、1位「インド」、2位「中国」、3位「アメリカ」と、人口が多い国であることもわかります。石油消費量の多さと人口の多さには、相関関係があるのかもしれません。

興味のある方は、4位以降もチェックしてみてくださいね!

※記事内における情報は原稿執筆時のものです。
※写真はイメージです。


出典:外務省「世界いろいろ雑学ランキング『1日あたりの石油の消費量の多い国』