画質荒くない？【iPhone】なら“高画質のまま“共有できるよ！

2023.12.19

年々iPhoneのカメラ画質は高性能になっていますが、高精細な映像になるほどデータも重くなりがち。いざ友だちと共有しようとLINEで送っても自動的にサイズダウンで画質がかなり悪くなり、せっかくの4K画質も台無しです。

そこで今回は、重いデータを簡単に相手とシェアする方法をご紹介します。

サードパーティー製のソフトを使わないので、面倒な登録も一切不要です！

iPhoneを高画質で送るには

iPhoneでデータを送るにはLINEが一般的ですが、LINEのトークで写真や動画を送ると自動的にリサイズ・圧縮されてしまいます。写真は送受信時、画像劣化を回避しダウンロードをすることで高画質を維持できますが、動画にはこうした裏技がありません。

そのためiPhoneから動画を簡単に送信する方法は、以下の方法がおすすめです。
・AirDrop
・Mail Drop
・クラウドストレージ

１｜AirDropで送る

iPhone同士であることが前提ですが、AirDropでユーザーのデバイスを選択してファイルを送るだけです。かなり便利ですが、実は問題も…。

［AirDropで動画を送信する方法］
1.送信したい動画を選択

2.共有アイコンをタップ

3.「AirDrop」をタップ

4.送信したいユーザーを選択

AirDropで送信するには時間がかかるという欠点があります。重いサイズのビデオを送ると数十分要してしまうので、別の方法をとるのをおすすめします。

２｜Mail Dropで送る

iPhoneの［メール］を使っても動画を送ることができます。ただし［メール］から新規メッセージに動画を添付すると圧縮されてしまうので、写真アプリから共有メニューを開いた［メール（Mail Drop）］から送信しましょう。
こうすることで対象のファイルを一度iCloudへ転送し、その後ダウンロードすることで大容量ファイルの受け渡しが可能になります。

［Mail Dropで動画を送信する方法］
1.送信したい動画を選択

2.共有アイコンをタップ

3.「メール」をタップ

4.準備がはじまる
※長さや解像度によって時間が変わります

5.iCloudに登録されている宛先を入力し、右上の送信ボタンをタップ

なお、iCloudには保存する期限があります。30日以内にダウンロードしてください。

３｜クラウドストレージを利用して送る

iCloudやGoogleドライブなどのクラウドストレージを利用すると劣化することなく送ることができます。一旦クラウドストレージに保存し、動画ファイルを共有したい相手にリンクを送信します。

［Googleドライブで動画を送信する方法］
1.送信したい動画を選択

2.共有アイコンをタップ

3.「Googleドライブ」タップし、動画をアップロード

4. 「Googleドライブ」を開き、共有したい動画の「…」をタップ

5.「共有」をタップ

6.「アクセス管理」下の右側のアイコンをタップ

7.「制限付き」をタップ

8.「制限付き」をタップ

9.「リンクをしっている人全員」をタップ

10.戻って再び「…」をタップし、「リンクをコピー」をタップ

あとはLINEやSMSで、動画を送信したい相手にURLを送り、動画をダウンロードしてもらうだけです。

現状ではLINE並みに簡単に送る手段はなし

今回はiPhoneで撮影したビデオを劣化させずに送信する方法について解説しました。現時点ではLINEのように手軽なやりとりで動画を送信する手立てはなく、少し面倒ですがクラウドに保存されたデータをダウンロードする方法しかありません。
動画を鮮明なまま送りたい！という方は、ぜひこの機会に試してみてください！

ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。