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CPUって結局なに?【今更聞けないスマホ用語】今のうちに覚えておこ〜!

  • 2024.1.23
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写真:PIXTA

スマートフォンの操作にある程度慣れてきたけど、横文字の用語がよくわからないという声をよく耳にします。言葉の意味がわからないので、先に進むこともできない…。そこで今回は、スマートフォンの機能にまつわる専門用語を解説。目にすることが多いであろう専門用語を中心にまとめたので、これを機に覚えてみましょう!

1.OS

OS(オペレーティング・システム)は、スマートフォンの「司令塔」のようなもの。スマートフォンの中でいろいろなことを管理して、私たちが自由に使えるように手助けしてくれます。たとえば、アプリを同時に動かすときにどのアクションを優先して動かすかを決めてくれます。

なお、OSには種類があってiPhoneはiOS、スマートフォンはAndroidが搭載されています。

2.CPU

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写真:PIXTA

CPU(セントラル・プロッセシング・ユニット)はスマートフォンの「頭脳」。イメージとしては、スマートフォンの中で計算や処理をする小さな工場のようなものです。プログラムや指示を受け取り、数学的な計算やデータの整理をしたり操作を行ったりします。

たとえば、ウェブページを開いたとき、CPUは画像やテキストの処理をしてくれます。また、ゲームで遊ぶ際はゲーム内の動きや効果を計算して表示してくれます。

CPUの速さや能力が高いほど、コンピューターはスムーズに動作し、パフォーマンスに大きな影響を与えます。

3.RAM(メモリ)

RAM(ランダムアクセスメモリ)は、コンピューターの「作業机」のようなものです。机の上には必要な書類やノート、計算機などが配置されているように、コンピューターもRAMを使って、直近で必要な情報やデータを一時的に保存しています。

机の面積が大きいほど書類や本を広げやすく、仕事も効率よく行えます。同様にメモリも容量が大きいほど処理速度が速くなり、アプリが快適に動かせます。

4.ROM(ストレージ)

ROM(リードオンリーメモリ)は長期的にデータを保存する記録装置のこと。RAMが「作業机」とするならROMは「本棚」にあたり、コンピュータの起動に必要な基本情報やプログラムが保存されています。これによりコンピュータが正常に起動し動作を開始できます。

5.バッテリー容量

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写真:PIXTA

スマートフォンのバッテリー容量は、そのバッテリーを保持できる電力量を表します。

通常はmAh(ミリアンペアアワー)で表され、容量が大きいほど充電の持続時間が長くなります。

6.ディスプレイ

スマートフォンのディスプレイには、文字や写真、アプリなどが表示される場所で、スマートフォンを使うときに見るものすべてがここに表示されます。ディスプレイの品質が良いと文字や画像が鮮明で見やすくなります。

7.ディスプレイ解像度

スマートフォンのディスプレイ解像度とは、画面に表示される画像やテキストの詳細度や精細さを示す指標です。通常、解像度は横と縦のピクセル数で表され、「1920×1080」の場合は横に1920ピクセル、縦に1080ピクセルの画素が画面に配置されています。

解像度が高いほど、画面上のコンテンツがより鮮明で詳細に表示され、写真や動画の閲覧、ゲームプレイ、テキストの読みやすさなどが向上します。

8.ステータスバー

スマートフォン画面の上部にある細長いバーで、時刻や通知、Wi-Fiや電池残量などの情報が表示される場所。デバイスの状態や通知を素早く確認できて便利です。

性能のことを説明している、という認識でOK

今回は機能に関するスマートフォンの専門用語について解説しました。これらの用語を知っておくと、新しくスマートフォンを購入するときに役立ちます。完全に理解する必要はないので、「スマートフォンの性能のことを言っているんだな」と思っていただければOKです。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。