「刁」という漢字を見たことはありますか?
カタカナの「ヲ」に似ていますが、漢字としての「刁」は別物です。
日常的によく使う漢字ではないため、初めてみたという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「刁」の読み方や意味をご紹介します。
「刁」の読み方
「刁」の読み方は、音読みで1つです。
また「刁」は「刀」という漢字が変化したものと言われています。
見た目から読み方を判断するのは難しいですが、読み方はわかりましたか?
正解は「チョウ」です!
「刁」の意味
「刁」という漢字を辞書で調べてみると、下記の通りです。
「刁斗(ちょうと)」は、炊飯の鍋と夜警の銅鑼を兼ねた軍用道具。
「刁刁(ちょうちょう)」は、揺れ動くさま。
ずるがしこい。わるがしこい。
出典:漢字辞典オンライン
このように「刁」はずるがしこい、わるがしこいなどの意味があります。
しかし「刁刁」のように2つ重ねて使うと、「動く・揺れる」などの意味になります。
「刁斗」とは、古代の中国の軍隊で使われていた鈍器で、
昼間は食べ物を煮る鍋に、夜は打ち鳴らして警戒するために使われていました。
また、名字として使われる場合は「刁菊」と書き「とらぎく」と読みます。全国にわずかしかいない珍しい名字なんですよ。
「刁」を含む漢字
「刁」を含む漢字をご紹介します。
- 「欤」【ヨ・か・や】
- 「叼」【チョウ】
まとめ
いかがでしたか?
「刁」の読み方は「チョウ」でした!
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