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【大人が意外と間違える】「雹」はなんと読む?読み方と意味を徹底解説

  • 2024.1.3
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「雹」という漢字を見たことはありますか?

日常ではあまり目にすることのない漢字ですが、ある季節の季語を示す漢字です。

今回は「雹」の読み方や由来などをご紹介します。

「雹」の読み方

漢字はその一字一字に、自然現象や人々の生活、歴史や文化が凝縮されています。

「雹」も、そんな漢字の一つです。

漢字のつくりを見てみると、冬に関するものだとイメージできるのではないでしょうか。

読み方はわかりましたか?

 

正解は「ひょう」です!

「雹」とは?

「雹」の意味を辞書で調べると下記の通りです。

主に積乱雲から降る直径5ミリ以上の氷の粒または塊。多くは雷雨に伴って降り、農作物や人畜に被害を与える。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

「雹」は気象現象の一つで、空から降る氷の粒のことです。

この氷の粒は、大気中で急速に冷やされた水滴が凍ったもので、地表に落下してきます。

氷なので冬をイメージすると思いますが、実は春から夏にかけて発生しやすく、農作物などに被害を与えることもあります。

雹のサイズはさまざまで、豆粒ほどの小さいものから、大きいものではゴルフボールサイズやそれ以上になることも。

また、雹の形は完全な丸形とは限らず、不規則な形をしていることが多いです。

「雹」の由来

「雹」という漢字は、「雨」と「包」の二つを組み合わせたものです。

「雨」という部首は、天から降るさまざまなものを表します。

雨、雪、霰(あられ)など、天候に関連する多くのものにこの部首が使われてます。

「包」は包む、覆う、囲むなどの意味がありますね。

「包」の「勹」という部首は、何かが何かに包まれたり、囲まれたりしている様子を表します。

「雹」が形成される過程で雨滴が氷点下の温度で凍結し、氷の層に包まれて地表に落ちることを、「包」が象徴しているのです。

まとめ

いかがでしたか?

「雹」の読み方は「ひょう」でした!

「雹」という漢字は、自然現象を一文字で表す簡潔で力強い言葉です。また、冬を想起しがちですが、実は夏の季語なんです。

その読み方や意味、由来を理解することで、私たちは自然現象の不思議や、それを漢字で表現する日本の文化に触れることができます。