1. トップ
  2. 大人が意外と間違える算数「2+2÷2+2×2-2」《小学生でも分かる》

大人が意外と間違える算数「2+2÷2+2×2-2」《小学生でも分かる》

  • 2024.1.12
undefined

算数の問題を解くことは、大人にとっても重要です。

なぜなら算数の問題は、脳を活性化させ、日々の生活に必要な論理的思考力や問題解決能力を鍛える絶好の機会を与えてくれるからです。

一見単純な計算問題も、実は思考の柔軟性を試すパズルのようなもの。

この記事では、大人が意外と間違えやすい算数の問題を通じて、日常生活での思考力を高める方法を探ります。

問題

次の計算をしなさい。
2+2÷2+2×2-2

使われている数字は「2」のみなので一見簡単に見えますが、足し算・引き算・割り算・掛け算が使われています。

計算の順序に注意しながら、正しい答えを見つけてみましょう。

答えは「6」ではありません。

正解はわかりましたか?

 

正解は「5」です!

解説

それでは、なぜ「5」が正解なのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

四則計算のルールに従うと、掛け算と割り算は、足し算や引き算よりも先に計算する必要があります。

この問題では、まず2÷2と2×2を計算します。

2÷2=1
2×2=4

次に、これらの結果を元の式に代入して計算します。

2+1+4-2

これを計算すると、

2+1=3
3+4=7
7-2=5

したがって、正しい答えは「5」です。

今回の計算をひとつにまとめると、次のようになります。
2+2÷2+2×2-2
=2+1+4-2
=3+4-2
=7-2
=5

四則計算のルールに従わずに、前から順番に計算してしまうと答えは「6」になってしまいます。

まとめ

このような問題は、日常生活における論理的思考力、集中力、さらには創造性を刺激します。

日々の忙しさの中で脳にちょっとしたエクササイズを与えることは、思考の鮮度を保ち、新しいアイデアや解決策を見つけるのに役立ちます。

ぜひ他の問題も挑戦してみましょう。


文・監修:SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。