【なでしこ】「南萌華」とはどんな人？「世界で最も出場時間が長かった女子選手ランキング」1位に輝く鉄人

東京五輪では準々決勝で敗退したなでしこジャパン。パリでの優勝を目指し、朝鮮民主主義人民共和国女子代表とのホーム＆アウェイの最終予選に挑んでいます。第二戦は東京・国立競技場で開催。2月28日（水）18時30分キックオフです。

そこで今回は、なでしこジャパンで活躍する選手紹介をシリーズでお届け！
本シリーズでは、プレースタイルなどの"選手"だけではなく、世界で戦うあの選手の意外な一面をご紹介いたします。

第6回は、世界で最も出場時間が長かった鉄人「南萌華」選手です！

南萌華の"10のこと"

南萌華選手の経歴

浦和レッドダイヤモンズ・レディース（現・三菱重工浦和レッズレディース）ユース出身。筑波大学で学びながらプレーしました。2017年にトップチームに昇格しています。

南選手は年代別の日本女子代表で長くプレーし続けてきました。 FIFA U-17女子ワールドカップ コスタリカ2014を優勝。FIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018も優勝し、年代別大会で連続優勝。U-20日本女子代表では主将を務め大会の全試合に出場し、自らもMVP3位にあたるブロンズボール賞という個人表彰を受けています。

早くから将来を嘱望されていましたが、2019年3月に待望のなでしこジャパン初出場。その3ヶ月後に開幕した FIFA 女子ワールドカップ フランス2019にも出場しています。

現在は、浦和でも筑波大学でも先輩にあたる熊谷紗希選手と一緒にイタリアのASローマでプレーしています。「毎日、学ぶことが多く本当に充実している」と話す南選手。ローマでの生活を始めた直後に電車の中でスリにあいましたが「これも経験」と切り替えるポジティブ思考の持ち主です。

2023年5月に FIFPRO（国際プロサッカー選手会）が発表した「世界で最も出場時間が長かった女子選手ランキング」の1位となりました。 ASローマでの1年目（2022年に移籍）から八面六臂の活躍で優勝に貢献しました。セリエA（イタリア女子リーグ）の年間ベスト11にも選出されています。

ローマの街を歩いていると車のクラクションを鳴らされ「ミナミ！」と声がかかることもあるそう。サッカーが盛んな国でやりがいを感じながら、毎日の生活を満喫している南選手です。

オリンピック出場を懸けた戦いが目前に迫る！

2012年ロンドン五輪の準優勝を超える、初優勝を目指すなでしこジャパンは、パリ五輪を賭けて朝鮮民主主義人民共和国代表との一戦に挑みます。

出場権獲得を、国立競技場で果たせるのか！南萌華選手はチームを勝利に導けるのか！
非常に楽しみですね！

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※日本サッカー協会への許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。
※本記事は2/24に執筆時のものです