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「歴代最強だと思うベイスターズのバッター」ランキング!3位「村田修一」、2位「筒香嘉智」を抑えた1位は?【プロ野球ファン230人に聞いた】

  • 2024.4.17
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写真:PIXTA

強打者から放たれる綺麗な放物線。ヒットやホームランを放つたびに多くのファンの歓声が響き渡り、横浜DeNAベイスターズは今まで個性豊かな強打者を数々輩出してきました。

プロ野球選手としては決して大きくない体から、綺麗な放物線を描いたホームランアーチスト、大きな体を思いっきり使ってホームランを量産した強打者、広角に確実性のある打撃でマシンガン打線を引っ張った最強助っ人など、多くの選手がベイスターズファンを魅了しました。

そこで皆さんは「歴代最強のベイスターズの強打者」と聞かれたら、どの選手を思い浮かべますか?

そんな強打者が数多く存在する「ベイスターズの強打者」の中で、「歴代最強」は誰なのか?今回は全国のプロ野球ファン230人にアンケートを実施して、「歴代最強だと思うベイスターズの強打者ランキング」を作成。その結果をご紹介します。大洋ホエールズや洋松ロビンスなど、前身となる球団に所属していた選手も対象です。また、在籍期間は問いません。

なお、「最強」の定義は記録や数字だけでなく、投票者に委ねていますので、投票理由も多岐にわたります。

それでは投票結果を見てみましょう。

【第3位】村田修一(18票)

第3位にランクインしたのは、“男・村田”の愛称で親しまれた村田修一選手です。

東福岡高校では、エースとして3年時の春夏連続で甲子園に出場しました。高校卒業後は、東都リーグの強豪である日本大学で野手に転向し、2002年のドラフト会議にて、自由獲得枠で横浜ベイスターズに入団します。

1年目は、9月に月間10本塁打の新人最多記録を樹立するなど、25本塁打の活躍。4年目には34本塁打、5年目には36本塁打、6年目には自己最多かつ球団新記録46本塁打を記録します。横浜ベイスターズ在籍の9年間で二桁本塁打を記録し、2年目を除き20本塁打以上を放ちました。また、2007年と2008年の2年連続で本塁打王を獲得しています。

巨人に移籍後、2013年に25本塁打、2014年に21本塁打、2016年に25本塁打と在籍6年間で97本塁打を放ち、プロ生活15年で通算360本塁打を記録し、スラッガーとして名を馳せた人物の1人です。

引退後は、巨人の1軍と2軍コーチを務めた後に、千葉ロッテマリーンズの1軍打撃コーチを務めています。

2年連続ホームラン王は中々受賞できないと思う。ホームランが期待できる強打者。(24歳・男性)
無駄のないバッティングフォーム。特に構えでは、リラックスして自然体で構えている。スイングについても、力感のないスイングでホームランを量産していた。ボールを遠くに飛ばす技術はトップレベルだと思う。(30歳・男性)
長い間横浜で4番を務めていて、本塁打を多く放ち横浜で最強バッターといえば村田選手でWBCでも大活躍されたのでこの人だと思います。(25歳・男性)
インコースに強く左右広角に強い打球を打てるパワーと技術が備わった選手で、引退クラッシャーと呼ばれる引退試合のピッチャーから平気でホームランを打ったりする姿に漢気も感じ衝撃を受けました。(33歳・男性)

【第2位】筒香嘉智(44票)

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写真:SANKEI

第2位にランクインしたのは、“DeNA屈指のスラッガー”と称される筒香嘉智選手です。

神奈川県の強豪横浜高校に進学し、1年春から4番に抜擢され、高校通算69本塁打の強打者に成長しました。2009年のドラフト会議にて、横浜ベイスターズから単独1位指名を受けて入団しました。

1年目は2軍にて4番として起用された後に1軍に昇格し、初ヒットを本塁打でマーク。2年目が8本塁打、3年目が10本塁打と着実に成績を伸ばしました。5年目のシーズンでは、自身初となる20本超えの22本塁打、7年目には自己最多の44本塁打を放ち、本塁打王と打点王の二冠を受賞します。2014年〜2019年の6年間で185本塁打と量産し、DeNA在籍時に放ったホームランは通算は205本塁打です。

2020年からはタンパベイ・レイズに移籍した後に、数多くの移籍を経験して現在はサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下でプレーを続けていましたが、古巣・横浜DeNAベイスターズへの移籍が正式に発表されました。

ドラフト1位で入っていますし、その名に応じるように2年連続で本塁打王にもなっていますし、その他の活躍も目覚しいものがあると思えるからです。(51歳・女性)
決めて欲しいところで必ず打ってくれる。スイッチが入った時の目つきやオーラがテレビの画面越しでもわかるくらいだった。(50歳・女性)
2016年には打率.322、44本塁打、110打点、OPS1.110と素晴らしい成績を残し、日本を代表するスラッガーに成長し、2017年には第4回WBCで4番を務めるまで成長した彼が歴代最強の強打者だと思います。(22歳・男性)
最近の強打者といえば、この人しかいないのではないでしょうか。これだけメンタルが強く、恵まれた体をもった日本人はなかなかいないと思います。笑顔も最高です(笑)。 外国人から見れば、バットを持ったサムライです。(53歳・男性)

【第1位】ロバート・ローズ(84票)

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写真:SANKEI

第2位に40票の大差を付けて第1位にランクインしたのは、“横浜ベイスターズ史上最強助っ人”と呼ばれたロバート・ローズ選手です。

アメリカ・カリフォルニア州出身で、カリフォルニア・エンゼルスに所属した後、横浜ベイスターズに移籍しました。来日1年目から勝負強い打撃を発揮し、首位打者と打点王争いを繰り広げてベストナインを獲得すると、3年目のシーズンには自身初の20本塁打以上である22本塁打を記録して、確実性と長打力を兼ね備えた強打者に成長しました。6年目は打率.325、本塁打19本、打点96とマシンガン打線の4番打者を担って38年ぶりの日本一に貢献。7年目には打率.369、本塁打37本、打点153と驚異的な成績でキャリアハイを達成。横浜ベイスターズ所属の8年間で通算打率.325、167本塁打、打点808と献身的に強力打線を引っ張り続けました。

横浜ベイスターズ在籍8年間で首位打者1回、打点王2回、最高出塁率1回、最多安打2回、ベストナイン6回とベイスターズに名を残す強打者です。

退団後は、アメリカで高校野球のコーチやメジャーリーグ傘下のチームで打撃コーチをした後に、2023年には横浜ベイスターズ時代のチームメイトと再会して何度か来日をしています。

シュアなバッティングで4番打者としては繫ぎもでき、長打力も兼ね備えており、1998年の日本一に大きく貢献した。通算打率も3割以上を記録しており、本塁打160本以上、打点も800打点を超えており、それに加えて守備も上手く、私的に歴代ベイスターズでは最強だと思う。(61歳・男性)
打率・打点・HRすべての部門で高水準、特に勝負強さゆえ打点の高さは傑出していたから。この選手なくして1998年の日本一はあり得なかった。(58歳・男性)
打てるセカンドとしてマシンガン打線の中核をになった選手で率も高くHRも打て、チャンスに強く広角に打つことも出来た選手で印象が強いからです。(39歳・男性)
マシンガン打線の中心としてチームの日本一に貢献。個人成績においても首位打者、打点王のタイトルも獲得している為。(45歳・男性)
好打率を残せるミート力と、ホームランを打てる長打力の両方を兼ね備えていた選手です。勝負強さも抜群でシーズン153打点の記録を残すなど、チャンスでも打力を遺憾なく発揮できる選手だったので歴代最強だと思います。(39歳・男性)

4位以下の選手とコメント

内川聖一(15票)

右打者としても歴代最高の打者の一人です。後にセパ両リーグで首位打者を獲得。卓越したバットコントロールとチャンスに強いバッティングが魅力です。(49歳・男性)

鈴木尚典(9票)

マシンガン打線の主軸であり、首位打者も2回獲得しているためです。当時ハマの安打製造機と言われ、1998年の日本一にも貢献しました。(35歳・男性)

牧秀悟(9票)

最近の強打のベイスターズ打線を引っ張っている選手かつムードメーカーとして最高だから。(23歳・男性)

カルロス・ポンセ(8票)

「ポンセ」というインパクトがある名前と、現役当時の愛らしい口ひげが印象的だった。打撃の成績もよく、ランディ・バースと三冠王を争うなど大活躍した。(31歳・男性)

アレックス・ラミレス(7票)

ラミレス選手は、横浜DeNAベイスターズの黄金期を支えた、まさに「レジェンド」と呼ぶべき選手です。彼の活躍は、多くのファンに感動と興奮を与えてくれました。(38歳・男性)

結果はこちら

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アンケートの結果はこちらです。ロバート・ローズ選手が圧倒的な差を付けて第1位を獲得しました。第4位にはソフトバンクホークスでも活躍したプロ野球屈指のヒットメーカーである内川聖一選手がランクイン。第5位には2年連続首位打者を獲得したマシンガン打線不動の3番打者鈴木尚典選手が9票を獲得しました。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査実施日:2024年1月17日〜1月23日
調査対象:全国の10代~70代
有効回答数:230

※記載している回答は原文ママ

※2024年4月16日時点での情報です。記事内の画像はイメージです。

※現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「選手」で統一しています。

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