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久保建英への"ラフプレー"にスペイン紙も悪質ファールと主審のジャッジを批判「暴力的な行為」「レフェリーが驚くほど寛容」

  • 2023.12.22
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写真:PIXTA

日本代表MFの久保建英選手が所属するレアル・ソシエダは21日(日本時間22日)、ラ・リーガ第18節でカディスと対戦。0―0のスコアレスドローに終わりました。

4-3-3の右ウイングでフル出場した久保選手は、相手の徹底マークを受けました。マッチアップした敵の左SBに加え、左サイドハーフにも囲まれます。また43分には1対1で対峙したカディスのルベン・アルカラス選手に腕で腹部を強打され、ピッチに倒れました。それでも立ち上がって奮闘したなかで迎えた84分、またしてもアルカラス選手に今度はユニホームを掴まれて投げ飛ばされます

このファールには、さすがの久保選手も激昂しました。アルカラス選手の胸を小突き、チームメートも審判に激しく抗議。一連のシーンにスペイン紙の『MARCA』は「レアル・ソシエダの選手たちは、カディスの暴力的な行為に対して主審が寛容であったため、かなり苛立ち、アレックス・レミロや久保建英は試合終了後に主審を糾弾した」とレポートしました。

スペイン紙も悪質ファールと主審のジャッジを批判

スペイン紙の『as』もカディスのラフプレーと主審のジャッジを批判。また、そのなかでもチャンスを演出した久保選手を次のように称えました。

「レフェリーが驚くほど寛容だったこともあり、カディスはファウルや攻撃的なプレーでしか久保を止めることができなかった。アルカラスが2度のタックルをしながらも、試合を終えたのは不可解。それでも久保はスビメンディへのクロスで最高のチャンスを作った」

厳しいマークを受けながらも久保選手は59分、右サイドの深いエリアでボールを受けると、ゴール前に高精度のクロスを送り、マルティン・スビメンディ選手の絶好機を演出しました。悪質なファールに苦しめられたなかでも、持ち前のテクニックで素晴らしいプレーを見せました。


※本記事は、2023年12月22日執筆時のものです

サムネイル:PIXTA

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