「何に見える？」あなたの“マインドフルネス度”がわかる心理テスト

マインドフルネスとは、一言でいうと「評価や判断を手放して、今この瞬間に気付けている状態」を指します。マインドフルネス度が高い事はすなわち、穏やかで集中力の高まった心の状態と言えるでしょう。では、あなたのマインドフルネス度はどれくらいでしょうか？心理テストで探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.コーヒードリッパー

2.ろうと

3.ボックスティッシュ

4.コップとコースター

図形がコーヒードリッパーに見えた人のマインドフルネス度は、60％とやや高めかもしれません。今のあなたは比較的穏やかな心の状態で、身の回りの様々な事柄に心を乱される事なく、今この瞬間を大切にする事ができているのではないでしょうか。

このタイプの人は、普段から自分の世界・時間を大切にしている人かもしれません。日常様々な事で心が乱れそうになっても、自分の趣味や大切にしている事に没頭する時間を持つ事で心をニュートラルな状態に戻す事ができるのではないでしょうか。

マインドフルネスは快適な心の状態です。ですが、皆が忙しく、刺激や情報のあふれる現在社会において、四六時中その状態でいる事はきわめて難しい事と言えるでしょう。だからこそ、マインドフルネスの状態に入るきっかけとなる自分の時間を今後も大切にしてくださいね。

図形がろうとに見えた人のマインドフルネス度は、40％とやや低めかもしれません。今のあなたはどちらかというとざわついた心の状態なのではないでしょうか。身の回りの事柄に気が散っており、今この瞬間を大切にする事が難しいと感じやすいでしょう。

このタイプの人は、心配事があると他の事に手がつかなくなる人かもしれません。今も気がかりを抱えているのではないでしょうか。何をしていても心配事が頭の片隅にあり、今この瞬間に集中する事が難しいのでしょう。

心配事があったとしても、いつもその事ばかり考えていては、日常を味わい、楽しむ事ができなくなってしまいます。心配事について考える時とそうでない時を分け、「今ここ」を味わう時間も大切にできるとよいでしょう。気持ちの切り替えには瞑想などが役立ちます。

図形がボックスティッシュに見えた人のマインドフルネス度は、20％と低めかもしれません。今のあなたはとてもざわついた心の状態なのではないでしょうか。身の回りの事柄に気が散っており、今この瞬間を大切にする事が難しいと感じているでしょう。

このタイプの人は、様々な事が気になりやすく、考え事が止められないタイプかもしれません。仕事の事、他人の事、体の状態など、様々な心配や気がかりが絶えず思考に上り、頭と体を上手く休ませる事ができていないのではないでしょうか。

マインドフルネスは、日々の鍛錬によって習得できるモノだと言われています。今では呼吸法や瞑想など、心をマインドフルネスな状態にもっていくための様々な方法が開発されています。アプリや動画などでも紹介されているので、調べてみてはいかがでしょうか。

図形がコップとコースターに見えた人のマインドフルネス度は、80％と高めかもしれません。今のあなたは非常に穏やかな心の状態で、身の回りの様々な事柄に心を乱される事なく、今この瞬間を大切にする事ができているのではないでしょうか。

このタイプの人は、普段から人と自分を比べる事なく、どちらも尊重されるべき個人として捉えられている人でしょう。そのため他人の言動に心を乱される事も少ないのではないでしょうか。自分の感情と距離を置いて付き合う事も上手いのでしょう。

「距離を置いて眺める」事は、心をマインドフルネスな状態に置くうえでとても大切な要素です。日々自分に沸き起こる感情に飲み込まれる事なく、「今自分はこう感じたんだな」と気付いて眺める事がマインドフルネスの鍛錬につながります。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！