「何に見える？」あなたが“勘違いしている自分のこと”がわかる心理テスト

2024.2.9

あなたは自分のことを、どのくらい理解していますか？きちんと理解しているつもりでも、意外と勘違いしていることがあるのではないでしょうか。思い描いている自分像と実際がずれていることはありそうです。一番身近な存在であるからこそ、よく見えていない部分があるのかもしれません。あなたが“勘違いしている自分のこと”は何なのか、探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.アイスクリーム

2.短剣

3.たいまつ

4.とうもろこし

1.アイスクリームに見えた人は「他人に興味がないと思っている」

図形がアイスクリームに見えた人は、他人に興味がないと勘違いしているかもしれません。あまり他人のことに興味がなく、噂話なども関心が持てないと思っているのではないでしょうか。少し自分は冷たい人間だと感じてしまっているかもしれません。けれども、それはあなたの勘違いなのではないでしょうか。あなたは本当は他人に興味がないわけではなさそうです。

このタイプの人は、素直で純粋な性格をしていそうです。スレたところがなく、他人の悪意には鈍感かもしれません。そういう人のようですので、噂話などは関心が持てないのではなく、それで勝手なイメージを持ってはいけないと思っているのではないでしょうか。聞いてもすぐに忘れてしまいますし、あまり興味がある反応もできないかもしれません。

また泣いている人を前にして共感する気持ちはあるのに一緒に泣くことができないということもあるのでしょう。だからこそ他人に興味が持てず冷たい人と思っているのかもしれません。あなたは共感しながらも、どこかで共感しすぎてしまうことにブレーキをかけているのではないでしょうか。そうやって平静を保つことで相手を受け止めようとしているのでしょう。あなたは他人に興味がないのではないはずです。

2.短剣に見えた人は「気が強いと思っている」

図形が短剣に見えた人は、気が強いと勘違いしているかもしれません。相手の気持ちも考えずに言いたいことをズバズバ言ってしまい、喧嘩になることも厭わないと思っているのではないでしょうか。自分は気の強さゆえ他人を傷つけてしまいやすいとも感じているかもしれません。けれども、それはあなたの勘違いなのではないでしょうか。あなたは本当は気が強いわけではなさそうです。

このタイプの人は、努力家でストイックな性格をしていそうです。あなたが頑張るのは、自分のためだけではなく、それを還元できる相手がいるからこそでしょう。自分に対して厳しい人のようですし、他人に対しても厳しい態度をとることはあるのではないでしょうか。ただ、あなたは自分よりも弱い立場の人に対しては、とても気を遣い温かさを強く感じさせる人のはずです。

対等な人や、自分より強い立場の人に対しては、異議を申し立てたりする気の強さというのは確かに持っているかもしれません。けれども、それだって伝え方を考えたり、言うタイミングを測るなど相手への配慮を忘れてはいないはずです。そしてひどいことを言われれば、やはり傷ついてしまいます。あなたは自分が思っているよりも繊細で優しい人ではないでしょうか。

3.たいまつに見えた人は「楽観的と思っている」

図形がたいまつに見えた人は、楽観的と勘違いしているかもしれません。あまり物事を深く考えず、どうにでもなると、いつも高を括っていると思っているのではないでしょうか。深刻に物事を考えることができず、浅はかな行動をとりがちだと感じているかもしれません。けれども、それはあなたの勘違いなのではないでしょうか。あなたは本当は楽観的なわけではなさそうです。

このタイプの人は、明るく前向きで、周りに対して上手に気遣いができる人でしょう。落ち込んでいる人がいれば、うまく相手の気持ちが軽くなるような言葉掛けをしようとするはずです。よい面を見つけて、相手に伝え、笑顔を引き出すことを目論んでいることが多いのではないでしょうか。

そういう人のようですので、楽観的に見えて本当はいろいろなことを考えているはずです。自分自身の気持ちもそうやってよい方向に向かわせているのではないでしょうか。どうにでもなるという考えに至るまでは、落ち込むこともあるでしょうし、食欲がなくなるくらい考え込んでしまっている時間もあるでしょう。決して浅はかな人ではないはずです。

4.とうもろこしに見えた人は「影が薄いと思っている」

図形がとうもろこしに見えた人は、影が薄いと勘違いしているかもしれません。目立つことがなく、周りの印象に残りにくいから、なかなか覚えてもらうことができないと思っているのではないでしょうか。個性もあまりなく、華やかさもないなど自分を卑下するような気持ちになることが多いかもしれません。けれども、それはあなたの勘違いなのではないでしょうか。あなたは本当は影が薄いわけではないようです。

このタイプの人は、謙虚で周りよりも一歩引いたところにいることが多いようです。あなた自身、目立つのが嫌いなわけではないのですが、すぐ遠慮してしまったりするのではないでしょうか。自分より他人を優先する気持ちが、あなたを後ろに下がらせる原因となっているようです。

ただ、だからといって影が薄いかといえば、それは違うはずです。確かに自己中心的な人からすれば、あなたは印象に残りにくい存在なのかもしれません。けれども大半の人は、あなたのそういう謙虚で優しいところに気づいているはずです。決して印象に残らないような人ではないでしょう。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！