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【Excel】いちいち手打ちしていない?関数の便利な“裏ワザ”

  • 2024.1.30

Excelにおいて、既存の表を使い回すことは多いと思います。その際、数値のみを消去し数式はそのまま生かすことができたら、余計な手間がかからず簡単に表を作成することができますよね。

今回は、数式を残したまま入力されている数値だけを消す方法、逆に数式だけを消す方法の2つをご紹介します。

数値だけを消去する

表に入力されている数値だけを消すにはExcelの「ジャンプ」機能を使います。間違って数式を消去する心配がありません。

数値だけを消去する方法

1.表を選択

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画像:筆者撮影

2.「検索と選択」をクリック

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3.「選択オプション」を選択

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4.選択オプションのダイアログが表示されたら「定数」を選択し、「数値」にチェックを入れ、「OK」をクリック

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5.数値が入力されているセルがすべて選択される

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6.Deleteキーを押す

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数式が入力されているセルを残して、数値だけが消去されました。

数式だけを消去する

一方、数式を消して数値を残す方法もご紹介します。いちいち数値を再入力する必要がなくなって便利ですよ。

数式だけを消去する方法

1.数式を消去したいセルを選択してコピー

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2.「ペースト」の隣の「∨」をクリックし「値の貼り付け」を選択

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3.完成

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数式が消え、数値のみが表示されました。

なお、右クリックで「形式を選択してペースト」から「値と数値の書式」からでも同様に数式だけを消去することができます。

作業の時短やミス回避に使える裏ワザ!

今回は表に入力された数値だけを消したり数式だけを消す方法をご紹介しました。意外と知られていない割に使用頻度が高いので、ぜひこの機会にマスターしてみてください!



ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。