私たちは、ひとりひとり考え方や価値観が異なる以上、ある程度他人の好き嫌いがあるのは自然な事です。ですが、あまりに選り好みが激しいと、自分自身の生きづらさにつながってしまうかもしれません。あなたは他人の好き嫌いが激しい人でしょうか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.しおり
2.タグ
3.ペンダントトップ
4.短冊
1.しおりに見えた人は「好き嫌いが激しくない人」
図形がしおりに見えた人は、他人の好き嫌いが激しくない人かもしれません。誰とでも仲良くなる事が出来、よっぽどの事がない限り、他人を嫌う事はないのではないでしょうか。逆に、誰かをすごく贔屓したり、気に入る事も少ないかもしれません。
このタイプの人は、精神的に大人で、他人があまり気にならない人かもしれません。自分は自分、人は人という感覚が強いのでしょう。よくも悪くも他人をそれほど重視していないので、好き嫌いといった感情が動く事も少ないのではないでしょうか。
自分と他人をきっぱり分けて考える事が出来る人は、他人の言動に逐一感情を動かされる事も少ないでしょう。深く考えず他人と付き合う事が出来るため、周囲には大らかで、さっぱりした印象を持たれているのではないでしょうか。
2.タグに見えた人は「好き嫌いがあまり激しくない人」
図形がタグに見えた人は、他人の好き嫌いがあまり激しくない人かもしれません。なんとなく、合う人、合わない人がいる事は感じるものの、表立って誰かを贔屓したり、反対に嫌ったりする事は少ないのではないでしょうか。
このタイプの人は、ポジティブ思考で、他人の悪い面よりも、よい面に注目出来る人かもしれません。そのため、他人を嫌いになる事も少ないのでしょう。他人を嫌う事なく、誰とでも平等に関係を作っていける自分が好きな所もあるのではないでしょうか。
私たちは一般的に、他人の悪い面が目に付きがちな心のクセを持っています。あなたの場合、そのクセが人より弱いのでしょう。他人のよい面を見つけられるのはあなたの強みです。今後も大切にしてくださいね。
3.ペンダントトップに見えた人は「好き嫌いが激しい人」
図形がペンダントトップに見えた人は、他人の好き嫌いが激しい人かもしれません。他人に対する好き・嫌いといった感情がはっきりしており、それを相手にもストレートに出してしまいがちなのではないでしょうか。
このタイプの人は、意志が強く、自分を曲げられない人かもしれません。自分も相手もそう簡単には変わらないという考えもあるのでしょう。苦手な相手に自分が合わせる事も、相手を変えようとする事も難しく、そもそもナンセンスに感じてしまうのではないでしょうか。
苦手な人を無理に好きになろうとする必要はないのかもしれません。ですが、社会生活を送っていく上で関わりが避けられない相手には、たとえ苦手でも表面上はその気持ちを出さずに接する術を身に付けられると人間関係もより円滑になるのではないでしょうか。
4.短冊に見えた人は「好き嫌いがやや激しい人」
図形が短冊に見えた人は、他人の好き嫌いがやや激しい人かもしれません。好き嫌いをストレートに相手に出す事はなくても、心の中でははっきりと好感が持てる人と、苦手な人の区別があるのではないでしょうか。
このタイプの人は、自分が好きで、やや自己中心的な考えの持ち主かもしれません。他人もどこか損得勘定で見てしまう所があるのではないでしょうか。自分にとってメリットがある人を好む反面、脅威になりそうな人には激しい敵対心を抱いてしまうのでは。
自己愛が強すぎると、自分の存在が脅かされるような感覚に陥った時、他人に対して攻撃的になってしまう事があります。あなたが人を嫌ってしまう背景には、不安があるのかもしれない事に気付けるとよいかもしれません。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届け出来ればと思います!