「番凩」という漢字を見たことはありますか?
「番凩」はあるボカロの曲名に使われており、辞書には載っていない当て字となります。
そのため、初見で読み方をわかる人は少ないでしょう。
今回は「番凩」の読み方や意味をご紹介します。
「番凩」の読み方
「番凩」は曲名なので、辞書には載っていない熟語です。
まずは「番凩」の漢字を見ていきましょう。
「番」の読み方は【バン・ハン・ハ・つが(い)・つがう(う)・つが(える)】
「凩」の読み方は【こがらし】
上記の中から上手く組み合わせると、正しい読み方になります。
読み方はわかりましたか?
正解は「つがいこがらし」でした!
「番凩」の意味
「番凩」はボカロ曲の1つで、KAITOとMEIKOのデュエット曲としては初のVOCALOID伝説入りを達成しました。
「番」は、2つのものが組み合わさり1組になることを意味します。
そのため動物の雄と雌の組み合わせや、夫婦という意味もあります。
「凩」は秋の終わりから冬の初めに吹き始める、冷たく強い風のこと。
冬の季語としても使われます。
そのため「番凩」は、KAITOとMEIKOをそれぞれ木の葉と木枯らしに見立て、出会いから困難に立ち向かう様子を表しています。
「夫婦」を表す言葉
「番」のように夫婦を表す言葉は他にもあります。
- 「カップル」:夫婦や恋人
- 「アベック」:愛し合う2人
- 「おしどり夫婦」:仲睦まじい夫婦
- 「仮面夫婦」:関係は冷え切っているが、他人の前では仲良く振る舞う夫婦
「風」を表す言葉
「風」を表す言葉は他にもたくさんあります。
- 「風光る」(かぜひかる):春の日に、光が降り注ぐ中をそよ風が吹いている様子(春の季語)
- 「青東風」(あおごち):1つの雲もない青空に、東風が吹き渡る様子(秋の季語)
- 「秋の初風」(あきのはつかぜ):秋の訪れを感じさせる風(秋の季語)
まとめ
いかがでしたか?
「番凩」の読み方は「つがいこがらし」でした!
曲が気になる方はぜひ聴いてみてくださいね。