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「写ルンです」って意外と難しい...初心者でも“エモい写真を撮るコツ”を教えます!

  • 2023.10.18
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こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

「せっかく旅行へ出かけるならおしゃれな写真を残したい...!だけど、本格的なカメラは持っていないし、カメラの設定とか、写真の編集とかはよく分からない...」と、そんなことを思うことはありませんか?

今回はそんな方にこそぴったりのアイテム、レトロな色合いが魅力的な「写ルンです」を使って、初心者でもエモく写真を撮る方法について、ご紹介したいと思います。

軽い、簡単、エモいが揃った「写ルンです」

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出典:photoAC

「写ルンです」は、カメラ初心者にこそおすすめしたいフィルムカメラです。何といってもその最大の特徴は手軽に写真を撮影できることで、フィルムを巻き上げてシャッターを切るだけで、誰でも簡単にエモい写真を撮ることができるのです。

ポケットに入るサイズ感や重量もイチオシのポイントで、手軽に持ち運べることから旅先へ持っていくアイテムとしてもおすすめ!Amazonや楽天などのオンラインショップや、街のカメラ屋さん、地域によってはコンビニなどで販売されていることもあり、気軽に入手することができます。

撮影した写真はプリントアウトはもちろんのこと、実はデータとしてスマホに取り込むこともできるため、家族や友人、恋人と写真データをシェアしたり、思い出としていつでも見返すことができたりするのもうれしいですよね!

「写ルンです」を使ってエモく写真を撮るコツ

フィルムを巻き上げてシャッターを切るだけで簡単に撮影できる「写ルンです」ですが、エモく写真を撮るために押さえておきたいポイントがいくつか存在します。

1.フラッシュを焚くことを忘れずに!

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最も気を付けておきたいポイントが写真の明るさです。「写ルンです」の写真はスマホと比べると暗めの設定になっているため、スマホと同じ感覚で撮影すると、真っ暗で何も写っていなかった...という悲しいことになってしまう場合があります。屋内や暗所で撮影する際などはスマホで撮影する時以上にフラッシュを焚くことを意識しましょう。

2. 1枚1枚大切にシャッターを切る

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また、デジタルの写真と比べて、撮影できる枚数に限りがある点もフィルムカメラの特徴の1つです。「写ルンです」は1本で27枚とシャッターを切れる回数が決められており、無制限に撮影できるデジタルの感覚でシャッターを切ってしまうと、肝心な時に残り回数がなくなったしまった...なんてことに。

貴重な1枚1枚のシャッターを切るドキドキ感を大切にすることも、上手に写真を撮るためのポイントの1つです。

3.被写体との距離も重要

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手軽に撮影できる「写ルンです」にはピントを合わせるという概念がありません。そのため「写ルンです」は、撮影距離という形で"被写体から1m以上離れるとピントが合う"というふうに設定されています。

ピンボケした写真も数枚であれば"味のある写真"になりますが、現像したときに全ての写真がピンボケしていた...なんてことになってしまわないように、くっきりと写したいシーンは、被写体と1m以上の距離を空けてシャッターを切ることも上手に撮影するためのコツの1つです。

4.目で見てきれいだと思ったら、シャッターを切ってみる

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せっかく手軽に、簡単に写真が撮れる「写ルンです」だからこそ、とにかくシャッターを切ってみましょう。構図や色合いなどといった難しいことは意識せず、肉眼できれいだと思った場所やシーンを切り取ることで、初心者でも自ずとエモい写真ができあがります。

絶景や観光スポットだけではなく、旅先の何気ない風景や日常の中に溶け込んでいる風景にも意識して目を向けてみることで、きっと素敵な1枚が撮れるはず。

旅先の思い出の1枚を「写ルンです」でエモく撮ってみよう

「写ルンです」はコツさえ押さえておけば、カメラ初心者でも簡単にエモい写真を撮ることができます。軽くて、コンパクトなサイズ感は旅行に持っていくのにもぴったり。楽しい旅行の後に現像したデータを見返しながら、友人たちと思い出話に盛り上がることも間違いなしです。

旅先の思い出をいつもの写真とは一味違うフィルム調で素敵に記録してみてはいかがでしょうか。

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。