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直前でもできるだけ安くが叶う!《トラベルライター直伝》出費を減らすための“裏ワザ”

  • 2024.3.8
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出典:PIXTA

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

せっかく海外を訪れるなら、おいしいものを食べたり、その地域ならではの体験を楽しんだりと、存分に旅先の魅力を満喫するためにお金をかけたいですよね。ところがタイミングによっては、航空券代などの“現地への移動手段”で「思いのほか出費が多くなってしまった…」なんてこともしばしば。特に飛行機の場合、直前の予約になればなるほどその金額は高くなってしまいます。

そこで今回は、これまでに26カ国を訪れたことのある旅好きの筆者が「直前でもできるだけ安く航空券を手に入れるためのコツ」について解説!ポイントをおさえて旅行をさらに楽しんでくださいね!

前提として“繁忙期を避ける”、“早めに予約する”が大事!

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出典:Schira/Shutterstock.com

ポイントを紹介する前に、なぜ“繁忙期を避ける”ことと“早めに予約する”ことが大切になるのかを話そうと思います。

航空券には“ダイナミックプライシング”と呼ばれる、需要と供給を考慮して、価格が変動する仕組みが採用されています。そのため、一般的には繁忙期を避けて旅程を組むのがポイントです。日程に余裕を持って航空券を予約すると、航空会社によっては早割などの割引サービスが適用されるため、前提条件として可能であれば繁忙期は避けること、そして直前ではなく余裕を持ってフライトを予約することが何よりも大切です。

とはいえ、旅程がギリギリまで決まらなかったり、航空券の予約をすっかり忘れていたりすることも少なくないでしょう。そんな時のために、今回は直前でもできるだけ安く航空券を手に入れるコツを紹介しますね。

【ポイント1】周辺の空港も含めて航空券を検索する

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出典:PIXTA

仮に、東京から大阪へ旅行する場合で考えてみましょう。

都市部に近い空港を利用すると、羽田→伊丹が最も便利な区間です。しかし、便利だということはそれだけ人気の区間とも言えるため、直前だと座席の空きが少なかったり、金額が高くなってしまったりすることが多々あります

そこでおすすめなのが、「周辺の空港も含めて航空券を検索する」ということ。例に挙げた東京⇔大阪間の場合、羽田⇔伊丹の区間だけでなく、成田・関空を含めてフライト検索するのはもちろんのこと、比較的大阪市へのアクセスが容易な神戸空港を加えてみるなど、検索対象の空港を広げてみることもポイントです。空港が変わると就航している航空会社や当日の空き状況などが変わるため、一通りチェックしておくといいでしょう。

なお、この時に航空券の価格だけでなく、空港→目的地間の公共交通機関の移動料金も含めて、総合的にどちらの方が金額が安くなるかを確認しておくことが大切です。

【ポイント2】直前割を利用する

航空会社によっては、フライト直前の予約で割引が適用される直前割」を実施しているところがあります。主な航空会社だと、JALやANA、スカイマークといったFSCの航空会社が直前割を行っています。

具体的な割引対象については、JALがフライト予定日の1日前、3日前、7日前、21日前の予約で割引対象に、ANAはフライト予定日の1日前、3日前、7日前の予約時に、そしてスカイマークは前日まで予約が可能な「たす得」と、3日前予約可能な「いま得」など、割引の適用条件は各社によって異なります。

このように直前の予約になってしまった場合でも、各航空会社の直前割を利用することで、比較的安い航空券を手に入れられる可能性があります。

【ポイント3】人数を変更して検索してみる

家族や友人同士などの複数人での旅行の場合、人数を変更してフライトを検索することで、価格が安くなる場合があります。

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筆者撮影

実際に直近の日程で、東京⇔大阪間の往復便を検索した時のフライト検索画面がこちら。それぞれで航空券を予約すると、1人あたり往復で29,065円です。

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筆者撮影

一方、2人まとめてフライト検索してみると、1人あたり往復で27,832円に!

それぞれが予約する時と比べて1,000円以上も安く航空券を予約することができます。逆に各々で予約した方が安く取れるケースもありますので、複数人での旅行の場合、人数を変更してフライト検索してみるのもポイントのひとつです。

【ポイント4】航空券の安い地域から選択する

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筆者撮影

これは筆者が比較的時間に余裕のあった学生時代によくやっていた「航空券の安い地域から選択する」という方法です。フライトの一括検索ができるスカイスキャナーには、日程のみを入力し、目的地を「すべての場所」として検索することで、各地域ごとのフライト料金を一覧の形式で表示することができます。

目的地が決まっている場合にはあまり使えない方法ですが、急に連休ができたのでどこかへ旅行に出かけたいときなどには、特におすすめ。その時点で最も最安値の航空券を見つけることができるため、フライト直前でも予算に合った最適な航空券を探すことができますよ!

余裕を持って予約しておく方がベター◎

今回は、フライト直前でもできるだけ安く航空券を予約するコツについて紹介しました。とはいえ、安くフライトを取るのであれば、航空会社の早割などを利用して余裕を持って予約するに越したことはありません。

もしもなんらか理由で「直前にチケットを取らざるを得ない…」なんてことになってしまった場合には、本記事の情報も参考にしつつ、できるだけ安い金額で航空券を予約してみてはいかがでしょうか。交通費をおさえて楽しい旅行にしてくださいね!

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です
※記事内の画像はイメージが含まれます



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。