人生には時々、良い事が立て続けに起こるタイミングがあるかもしれません。良い事が続くと、大半の人は心持ちが変化し、いつもの自分とは違った言動をしやすくなるのではないでしょうか。あなたは良い事が続くとどうなるでしょうか?心理テストで探ってみましょう
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.ユリの花
2.リボン
3.拡声器
4.目と鼻
1.ユリの花に見えた人は「不安になる」
図形がユリの花に見えた人は、良い事が続くと不安になる人かもしれません。良い事が続き過ぎると後で反動があるのではないかと逆に不安になり、いつも以上に自分を律した行動を取りがちなのではないでしょうか。
このタイプの人は、一つの思考へのこだわりが強い人かもしれません。例えば、「良い事も悪い事も同じくらい起きる」といった根拠のない自分なりの考えや迷信を信じると、それ以外の考えは受け入れにくく、絶対にそうなると思いやすいのではないでしょうか。
良い事が続いても、後で必ずしも悪い事が続くとは限りません。根拠のない考えや迷信は「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」という態度で付き合い、思考に支配され過ぎない事が大切ではないでしょうか。
2.リボンに見えた人は「他人に優しくなる」
図形がリボンに見えた人は、良い事が続くと他人に優しくなる人かもしれません。良い事が続くと、心に余裕が生まれ、幸せをおすそ分けしたいという気持ちも高まって、いつも以上に他人に優しくなるのではないでしょうか。
このタイプの人は、思いやりがあり、幸せも苦労も周囲と分け合いたいという考えの持ち主かもしれません。自分さえ良ければ良いという考えはないため、良い事が続くと、それをさまざまな形で周囲にも還元しようとするのではないでしょうか。
思いやりの強いあなたは、持ちつ持たれつの関係の人が周囲にたくさんいるのでしょう。良い事も悪い事も周囲と共有し、助け合いながら日々暮らしているのかもしれません。良い事が続くと、自分だけでなく周囲をも幸せにできる人と言えそうです。
3.拡声器に見えた人は「わかりやすく浮かれる」
図形が拡声器に見えた人は、良い事が続くとわかりやすく浮かれる人かもしれません。良い事が続くと、気持ちが高ぶり、人から見てもわかるほどに浮かれた言動をしがちなのではないでしょうか。
このタイプの人は、承認欲求が強く、自分に起こった良い事は周囲にも知ってほしい人かもしれません。直接言わなかったとしても、自分の身に起こった幸せを周囲にアピールしたいという気持ちが抑えられず、無意識に浮かれた言動になってしまうのではないでしょうか。
良い事が続けば、誰しも多少は普段より浮かれてしまう事があるでしょう。ですが、幸せアピールがあまりに行き過ぎると、面白くないと感じる人もいるかもしれません。良い事が続いた時だからこそ冷静に周囲を見て行動できると良いのではないでしょうか。
4.目と鼻に見えた人は「あまり変わらない」
図形が目と鼻に見えた人は、良い事が続いてもあまり変わらない人かもしれません。良い事が続いても、気持ちはいたって平穏で、目に見えて言動が変わる事は少ないのではないでしょうか。
このタイプの人は、気持ちの波が穏やかで、達観した精神の持ち主かもしれません。何事も「諸行無常」という考えもあるのでしょう。良い事が続いても、悪い事が続いてもいちいち一喜一憂する事なく、長い目で人生を捉えているのかもしれません。
あなたのように、良い事も悪い事もやがて過ぎ去るという考えを持つ事ができれば、日々を穏やかに過ごす事ができるかもしれません。ですが一方で、「今、ここで」の瞬間瞬間を味わう気持ちも心の片隅に持ってみてはいかがでしょうか。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!