意外と知らない【Excel】“縦書き”する方法、知ってた？

基本的にExcelのテキストは左から右の横書きですが、文字が長くなると読みにくいことがあります。見出しを縦書きにしたほうがデザイン的にも映えて見やすくなる場合もあるので、「方向」や「セルの書式設定」を用いて縦書きにしましょう！

今回は縦書き設定の仕方と元に戻す方法に加え、設定してもなぜか横書き表記のままのハイフンを縦書きする方法をご紹介。意外と知らない方が多いので、参考になれば嬉しいです！

横書きのテキストを縦書きにするにはいくつか方法がありますが、まずはわかりやすいメニューから設定してみましょう。

1.縦書きにしたいセルを選択し、ホームタブの「ab↑」というアイコンをクリック

2.「縦書きテキスト」をクリック

3.完成

続いて「セルの書式設定」から縦書きの設定をしましょう。

1.縦書きにしたいセルを選択

2.「Ctrl＋1」（セルの書式設定のショートカット）を同時押し

3.ダイアログが表示されたら、「配置」タブを選択

4.方向の縦文字になっている文字列を選択し「OK」をクリック

5.完成

縦書きにしてみたけれど、元に戻したくなったという場合も設定方法と同じ要領で選択を解除できます。

・「縦書き」をクリックしてチェックを外す

・方向の縦文字になっている文字列の選択を解除し「OK」をクリック

縦文字に切り替えたはずなのに、なぜか横文字のままになっている半角で入力された「-（ハイフン）」。

この記号は縦書き表示には対応していないので、全角のハイフンか半角の縦棒に入力し直す必要があります。

・全角入力モードにして「ー」のキーを入力

・英字半角入力モードで「Shift＋|」を入力

今回はExcelの基本操作に慣れていない方に向けて、セル内のテキストを縦書きにする方法をご紹介しました。

知っていれば簡単に縦文字表記にすることができるので、ぜひこの機会にマスターしてみてください！

ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。