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あ、わからないかも…。「暫く」の読み方は?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.10.7
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普段から使っている言葉には、意外な漢字表記が使われていることがあります。

「そういえばこの言葉、漢字で書くとどうなるんだろう?」と気になったことがある方は多いのではないでしょうか。

今回は、そんな普段から使っている言葉の一つである「暫く」について、読み方や意味を詳しく解説します。

「暫く」の読み方とは?

「暫く」という言葉の読み方を知らない場合は、正直初見ではなかなかわからないものです。

「もしかして『ようやく』?」と感じた方もいるかもしれませんが、残念ながら「ようやく」ではありません。

ちなみにようやくは「漸く」と書くため、少し漢字は似ていますね。

では「暫く」の読み方ですが、正解は……「しばらく」です!

「暫く」の意味をおさらい

「暫く(しばらく)」という言葉は日常会話の中でよく使っていますが、ここで一度、意味をおさらいしておきましょう。

「暫く」とは、すぐではないものの、そこまで時間がかからないことを言います。

副詞のため、「暫くお待ちください」「もう暫くしてから行きます」といったように、基本的には動詞と一緒に使うのが正しい用法です。

なお、類語としては次のような言葉が挙げられます。

  • ひとしきり
  • 一時
  • 少しだけ
  • 暫し(しばし)
  • 寸刻

類似する言葉を覚えておくと語彙力が上がるため、ぜひチェックしておきましょう。

「暫く」はなぜ「しばらく」と読む?

まず、「暫」という漢字には「しばらく」「わずかの間」という意味があります。

そのため「暫く」は「暫」の訓読みであり、ほかには「暫し(しばし)」という訓読みも使われます。

一方で音読みは「ザン」で、代表的な熟語に「暫定(ざんてい)」があります。

「暫定」とは正式に決まるまで仮として決めることを指しており、実際に、「暫」には「しばらく」という意味にあわせて「仮」という意味もあるのが特徴です。

まとめ

今回は、「暫く」の読み方や意味を見てきました。

「暫く」は「しばらく」と読み、「ようやく」ではないため注意しましょう。

あわせて「暫」の漢字の意味もチェックし、国語力をアップに活かしてくださいね!