適度な親切さは他人と良好な人間関係を築いていくうえで欠かせない要素の一つです。ですが、親切心が行き過ぎるとおせっかいな印象を与え、迷惑がられてしまうことにもなりかねません。自分ではわかりにくいおせっかい度を心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.土星
2.帽子をかぶった人
3.海に沈む月
4.お団子
1.土星に見えた人は「おせっかい度40%」
図形が土星に見えた人は、おせっかい度が40%とやや低そうです。誰かに直接頼られれば手を差し伸べはするものの、困っている人に自分から声をかけ、世話を焼くような行動をすることは少ないのではないでしょうか。
このタイプの人は、冷静で、控えめな人かもしれません。自分が他人にどう映るかも気にするため、必要とされていないのにしゃしゃり出ることはまずしないでしょう。他者との距離の取り方が上手いため、おせっかいな印象とは無縁なのでしょう。
あなたの、おせっかいまでいかない適度な親切心を心地良く感じる人も多いのではないでしょうか。そのため、頼られる機会は人より多いかもしれません。そんなときはあなたらしく、できる範囲で手を差し伸べてあげれば良いのではないでしょうか。
2.帽子をかぶった人に見えた人は「おせっかい度80%」
図形が帽子をかぶった人に見えた人は、おせっかい度が80%と高そうです。困っている人には力を貸すのは当然で、特別困り感を訴えていない人に対しても積極的に悩みを聞き出し、何かできることを探そうとすることもあるのではないでしょうか。
このタイプの人は、他人とのコミュニケーションがなによりの楽しみで、常に何か人のために動いていたい人かもしれません。人の為に動くことが楽しみであり、喜びでもあるので、人助けは一種のアクティビティのように感じてしまうのではないでしょうか。
他者への過度な関わりは、それが親切心からであったとしても迷惑に受け取られかねません。さらに良くないのは、自己満足のために相手におせっかいを働くケースでしょう。相手が求める「助け」とは何なのか、その都度立ち止まって考えてみると良いかもしれません。
3.海に沈む月に見えた人は「おせっかい度20%」
図形が海に沈む月に見えた人は、おせっかい度が20%と低そうです。他人の問題に自ら首を突っ込むことはまずないでしょう。誰かに直接頼られたときも、力になれないと判断したらきっぱり断ることもしばしばなのではないでしょうか。
このタイプの人は、思慮深く、慎重な人かもしれません。相手のことも真剣に考えているため、必要のない場面でしゃしゃり出たり、手助けを求められて安請け合いすることもしないよう意識しているのではないでしょうか。
おせっかいをしないあなたは、一見冷たく、ドライにみられることもあるかもしれません。ですが「手を貸さない」という選択も、長い目で見ると相手の為になることもあります。今後もあなたの信じたやり方で他者と関わっていけば良いのではないでしょうか。
4.お団子に見えた人は「おせっかい度60%」
図形がお団子に見えた人は、おせっかい度が60%とやや高そうです。誰かに直接頼られれば喜んで手を貸すのではないでしょうか。また、助けてほしいというリクエストがなくても、困っている人には自分から声をかけ、世話を焼くような行動をすることもあるでしょう。
このタイプの人は、心配性で、他人を放っておけない人かもしれません。「他人は他人、自分は自分」と割り切って考えることが苦手で、相手の問題を自分のこととして考えてしまうことも多いのではないでしょうか。
見返りを求めない親切さはあなたの長所のひとつでしょう。一方で、他人の力になってあげたい気持ちが強すぎると、自分が無理をして苦しくなったり、トラブルに巻き込まれる可能性も高まるので注意しておけると良いかもしれません。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!
編集:TRILLニュース