同じことをされても、特に気にしていない人もいれば、すごく気にする人もいます。他人からされたくないことというのは、人それぞれ違うものなのではないでしょうか。では、今あなたが“他人に一番されたくないこと”は何なのでしょうか?探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.逆さまのメロン
2.丸椅子
3.鏡
4.聴診器
1.逆さまのメロンに見えた人は「詮索されること」
図形が逆さまのメロンに見えた人は、今一番、詮索されることを他人にされたくないようです。あれこれとあなたに関して聞かれることに対して、強い嫌悪感を感じてしまうのではないでしょうか。放っておいて欲しいという気持ちになってしまいがちかもしれません。
このタイプの人は、物事を深く考えることが好きではなく、ある程度考えたら考えることをやめてしまおうとする傾向があるでしょう。楽天的で、どんなに深刻なことでも「なんとかなる」と考えることで、問題と向き合うのを避けがちかもしれません。
そんな時に、他人からあれこれと詮索されてしまうと、あなたの中で考えるということが再燃してしまうのではないでしょうか。それが嫌で、詮索されることを今は一番されたくないようです。自分の中でケリがついていることを蒸し返さないで欲しいという気持ちなのではないでしょうか。
2.丸椅子に見えた人は「怒りを向けられること」
図形が丸椅子に見えた人は、今一番、怒りを向けられることを他人にされたくないようです。あなたに対して、怒りをぶつけられることに、強い疲労感を感じると同時に、深く傷ついてしまうのではないでしょうか。関わりたくないという気持ちになってしまいがちかもしれません。
このタイプの人は、温和で繊細なところがある人でしょう。他人と意見をぶつけ合っていくよりは、自分が我慢して円満にまとめる方を望むはずです。だからこそ、他人に怒りを向けられるのは、あなたにとって一番望ましくない展開なのではないでしょうか。
特に心に余裕がない時は、心に負荷がかかるようなことは避けたい気持ちが強まってしまいがちでしょう。怒りを向けられてしまうと、その場だけでは済まず、その後もモヤモヤして辛い気持ちを引きずりがちなのかもしれません。怒りっぽい人とはできるだけ関わりたくないという思いがありそうです。
3.鏡に見えた人は「共感されること」
図形が鏡に見えた人は、今一番、共感されることを他人にされたくないようです。あなたが吐露した気持ちに対して「わかる」とか「わたしも同じ」などと安易に言われると、イライラした気持ちになってしまうのではないでしょうか。他人に自分の気持ちがわかるはずがないと思ってしまうようです。
このタイプの人は、思慮深く思い詰めやすいところがある人でしょう。ちょっとしたことでも、どんどん考えてしまい、深く悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。ただ、そうやって思い悩む自分というものを好んでいる部分もあるのかもしれません。他人と違う特別感のようなものを感じているところがあるのでしょう。
どんなに辛くても、あなたはその特別感があることで、自分を保っていられるのかもしれません。だからこそ、共感されてしまうと、特別感が薄れてしまい、嫌な気持ちになっていってしまうのではないでしょうか。安易な共感は、逆にあなたの心を逆撫でしてしまうようです。
4.聴診器に見えた人は「心配されること」
図形が聴診器に見えた人は、今一番、心配されることを他人にされたくないようです。あなたは特に何も気にしていないのに「大丈夫?」と聞かれてしまうと、不安になってきてしまうのではないでしょうか。だからこそ、心配されたくはないようです。
このタイプの人は、頑張り屋で無理をしやすいところがあるでしょう。限界というラインがあまりなく、もう少し頑張れると、どんどん自分に負荷をかけてしまいがちかもしれません。それが、あなたにとっては当たり前のことであり、いつもの行動なのでしょう。
だから、そこで心配されてしまうと、何か足止めをされたような気持ちになってしまうのかもしれません。また、心配されるような状態なのかと不安に駆られ、気持ちが一気に萎えてしまうのでしょう。そうなりたくないからこそ、心配されると嫌な気持ちになるのですが、同時に嫌な気持ちになってしまった自分にモヤモヤもするようです。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース