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「ばれいしょの生産量が多い国」世界ランキング!1位は「中国」

  • 2023.6.17
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出典:nednapa/shutterstock.com

じゃがいもの別名である「ばれいしょ」。スーパーなどで簡単に手に入り、価格も抑えめなため、家でよく食べるという方も多いのではないでしょうか。

では、どの国がばれいしょの生産量が多いのか、あなたは知っていますか?

今回は、総務省統計局「世界の統計2023」のデータをもとに、「ばれいしょの生産量が多い国」をランキング形式でご紹介します。

※単位は「トン」

【第1位】中国:7818万4,000t

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第1位に輝いたのは、中国です。

実は、「ばれいしょ」という呼び方は、中国語から伝わってきたといい、野生種の芋であるアンデイゲナという植物が、馬の首に着ける鈴に似ていたことから「馬鈴薯」と名付けられたのだそう。

中国は人口も多いため、安定した生産ができるのかもしれませんね。

【第2位】インド:5,130万t

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出典:Dmitry Rukhlenko/shutterstock.com

第2位は、インドです。

世界第2位の生産量ですが、インドで生産されたばれいしょのほとんどは、国内で消費されるのだそう。ただ、農家の多くが小規模農家であることから、過酷な農作業を人手に頼っており、ばれいしょ生産をやめてしまう人も多いのだそう。

【第3位】ウクライナ:2,083万8,000t

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第3位は、ウクライナです。

冬は最高気温が氷点下となるくらい寒さが厳しいウクライナ。春と秋の年2回栽培が可能で、保存も利くばれいしょが重宝されているのかもしれません。また、ウクライナではばれいしょのパンケーキである「デルニ」がよく食べられています。

日本の生産量は227万4,000t!

日本では、北海道がばれいしょの名産地として知られていますよね。

ただ、ランクインしている国と比べてみると、生産量に大きな差があることがわかります。

比較的栽培しやすく、世界中で生産されているばれいしょは、これから先も私たちの食を支えてくれるでしょう。


参考資料:

「世界の統計2023 4-3 農業生産量」(総務省統計局)