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チェコのマクドナルドで見慣れないスイーツを発見!?“日本との違い“がとっても興味深い

  • 2023.5.9

欧州では都会の象徴ともいえるファストフード。

プラハ中心街でもマックにいけば、観光客の若い外国人でごった返しています。ですが一方で、ファミリーフレンドリーなレストランの地位を確立しているのです。

今回はチェコで暮らしている筆者が、“とっても興味深い”日本のマクドナルドとチェコのマクドナルドの違いをお届けします!

こげ茶と深緑が基調のオトナなマック

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筆者撮影

店舗は広々、ほぼ確実にマックカフェ併設。インテリアもシックだったり、ちょっとインダストリアルっぽかったり…。外観もマック独特の赤ではなく、こげ茶と深緑が基調になっていて、なんだか
オトナな空気を漂わせています。気のせいか、熟年カップルも多いような…。

注目すべきはその立地。多くはショッピングセンター内、そして車通りの多い通り沿いや高速道路にあります。日本ではサービスエリアのエンターテイメント性が話題ですが、チェコにはそんなものありません。

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筆者撮影

ガソリンスタンドしかない殺風景な高速道路脇で輝くのが…マック!家族旅行で長時間椅子に縛り付けられてぐずる子どもに、「マックに行くよ~」といえばもうゴキゲン。しかも、キッズコート併設が基本。マックを食べてキッズコートで遊べば、すっかりリフレッシュできちゃいますよね。

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筆者撮影

このキッズコート、かなりの割合で都市部のマックにもあります。そんなマックは日中、ママたちのたまり場に。子どもたちをキッズコートで遊ばせておいて、ママたちは話に花を咲かせてストレス解消!そう、マックはありがた~い存在なのです。

日本では見慣れない、チェコっぽいメニューってあるの?

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筆者撮影

パテにチェコ料理独特のソースをかけるチャレンジ精神が欲しいところですが(!)、残念ながらバーガーからチェコらしさはみられません。それどころか、無難な揚げ物系の具がメニューの半分。ちなみに、マックのドリンクにはもちろん「チェコといえば」のピルスナー・ビールもあります。

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筆者撮影

そうそう。チェコものにチャレンジしたい方にスイーツをご紹介。ちょっと前に流行ったマラサダに見えますが、“コブリハ”という菓子パンです。作り方はマラサダとほぼ同じ。中には、ヌガーやジャムが入って甘々ですが、揚げた生地がもちっとふわふわ、周りにかかっている粉砂糖のくちどけがクセになる食感です。

チェコ伝統の菓子パンの1つで、これが主人公の「逃げたコブリハ君」というおとぎ話があるぐらい。チェコに来たらぜひ食べてみてくださいね!



筆者:フィーチェク
チェコ人に日本の魅力を、日本へチェコの魅力を発信中。大変化を遂げたチェコの20年を見てきました。心躍るお菓子と絵本が大好き。