感覚的な直感や感情も、論理的な思考や分析力も生きていく上では欠かせない能力です。ですが、これらをバランスよく使えている人は意外と少なく、どちらか得意な方に偏っていることが多いと言われています。あなたは感覚的な人でしょうか?それとも論理的な人でしょうか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.タイヤ
2.上から見た傘
3.ホールケーキ
4.バスケットボール
1.タイヤに見えた人は「感覚的な人」
図形がタイヤに見えた人は、感覚的な人かもしれません。自分の感覚を信じており、大切にしたい思いが強いのではないでしょうか。悩んだ時も、じっくりと考えるより、直感的にピンときた方を選んだ方が上手くいくという感覚があるのでしょう。
このタイプの人は、繊細で、感受性が強い人のようです。そのため、いくら合理性があるからといって、自身の感覚や感情を無視した方向に進んでいくのは難しいのでしょう。心の声をそのまま受け止めることのできる素直な人とも言えそうです。
感覚や直感はとても大切なものです。ですが、他人にはなかなか伝わりづらいものでしょう。そのため時と場合によっては、感覚的に道を選んでいくあなたの姿が独りよがりに映ることもあるかもしれません。時には事実や理論にも注目してみるとよさそうです。
2.上から見た傘に見えた人は「やや論理的な人」
図形が上から見た傘に見えた人は、やや論理的な人かもしれません。悩んだ時は、感覚や感情に耳を傾けつつも、最終的には合理的かどうかを重視して、よく考えて決めていくことが多いのではないでしょうか。
このタイプの人は、基本的に冷静で、悩んだ時も地に足の着いた選択ができる人のようです。自身の感覚と論理性をバランスよく大切にすることができるため、何かを決めたり、他人と話し合って意見をすり合わせる場面では、自身も周囲も納得した決定ができることが多いのではないでしょうか。
誰しもが持っている感情に目を向けつつも、論理的に物事を考えていくことができるあなたは、自分自身でよりよい方向に進んでいけるだけでなく、よき上司やアドバイザーとしても活躍できるでしょう。
3.ホールケーキに見えた人は「やや感覚的な人」
図形がホールケーキに見えた人は、やや感覚的な人かもしれません。悩んだ時は、合理性や確率といった論理的な条件を考慮しつつも、最終的には自身の感覚を大切にして直感的に決めていくことが多いのではないでしょうか。
このタイプの人は、本来感情的な自分に気づいており、それを何とかコントロールしようと意識して生活している人のようです。直感や感情は豊かなのですが、それに全てをゆだねてしまうことに不安を感じているのかもしれません。
自身の感情的な部分に気づけていることがあなたの強みです。そこに気づけているからこそ、感情に流されそうになった時も、一度立ち止まり、落ち着いた状態で、論理的な観点も踏まえて物事を決めていくことができるのではないでしょうか。
4.バスケットボールに見えた人は「論理的な人」
図形がバスケットボールに見えた人は、論理的な人かもしれません。不確定な感覚よりも、信頼できる事実や理論を大切にしたい思いが強いのではないでしょうか。悩んだ時も、自身の感情はいったん横に置いて、合理性を重視した決定をすることが多いでしょう。
このタイプの人は、感情を抑えることが得意な人のようです。自身の感情や感覚をあまり大切に思えない面もあるのではないでしょうか。幼いころから、我慢が多かったのかもしれません。
論理的な思考の得意さはあなたの強みです。ですが、いつも無理をして感情に目を向けないようにしてはいないでしょうか。感覚や感情は悪いものではありません。時に心の声に耳を傾け、取り入れてみてもよいのではないでしょうか。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!
編集:TRILLニュース