頑張りたい気持ちはあるのだけど、なかなか腰が上がらないということはありませんか?それは頑張るために必要な何かが欠けてしまっているせいかもしれません。今あなたが“頑張るために必要なこと”が何なのか、探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.矢印
2.靴
3.波
4.山
1.矢印に見えた人は「やることの具体化」
図形が矢印に見えた人は、やることの具体化が頑張るために必要かもしれません。あなたは頑張ろうという気持ちは十分なのですが、何を頑張ればよいのかがわからず、腰が上がらなくなってしまっているようです。
このタイプの人は、情熱的で気持ちが熱くなりやすいところがあるでしょう。エネルギッシュで行動的なのですが、少々感情だけで突っ走ってしまいがちかもしれません。今のあなたも、やる気が空回りしているような状態に近いのではないでしょうか。
頑張るためには、まず自分が具体的に何をするかを決める必要があるでしょう。何を頑張らなければならないのか、それを頑張るためには、何をする必要があるのかなど、どんどん突き詰めていってみれば、まず最初にやることが自ずと見えてきそうです。具体化すれば、きっとすぐにでも頑張れるでしょう。
2.靴に見えた人は「一緒に頑張る仲間」
図形が靴に見えた人は、一緒に頑張る仲間が頑張るために必要かもしれません。あなたは頑張ろうという気持ちがあっても、一人ではなかなかスタートが切れないのではないでしょうか。一緒に頑張る仲間がいることで、後に引けなくなり、やるしかないと背中を自ら押すことができそうです。
このタイプの人は、慎重で物事を始めるのに時間を要しやすいところがあるでしょう。あなたにとって、頑張るということは、きちんと最後まで責任を持ってやり遂げるということなはずです。長い道のりを踏み出すために、どうしてもあれこれとリスクを考えてしまいがちかもしれません。
きっと考えているうちに、だんだん足取りが重くなり、頑張れなくなるのではないでしょうか。そういう時に一緒に頑張る仲間がいれば、考える時間が減り、みんなの勢いに乗せられる形でスタートを切ることができるでしょう。スタートさえ切れれば、最後まで頑張れる人なのではないでしょうか。
3.波に見えた人は「期限」
図形が波に見えた人は、期限が頑張るために必要かもしれません。あなたは頑張ると決めて行動を始めても、すぐに諦めて辞めてしまうことが多いのではないでしょうか。少し頑張っただけで、すぐに何かしらの成果を求めてしまいがちなのかもしれません。
このタイプの人は、せっかちで結果を早く知りたがるところがあるでしょう。そのため、忍耐強く地道に頑張るということは苦手かもしれません。特にいつまでどのくらい頑張ればよいかわからないことに対しては、なかなか頑張る気持ちが湧いてこないでしょう。
もし頑張りたいのであれば、まずはいつまで頑張るという期限を決めてしまうとよいかもしれません。そうすることで、あなたはそこまでは一生懸命に頑張る真面目さは持っているはずです。そこまで頑張ってダメだったら諦めてもよいでしょうし、また期限を区切ってもよいかもしれません。
4.山に見えた人は「達成できる目標」
図形が山に見えた人は、達成できる目標が頑張るために必要かもしれません。あなたは頑張ると決める時に、大抵達成が相当に困難だと予測されるような大きな目標を立てがちではないでしょうか。大きな目標は大切ですが、それよりも前に達成できる目標を設定すべきかもしれません。
このタイプの人は、理想家で、どうしても目標が大きなものになりがちかもしれません。現状との差が大き過ぎて、頑張りだけでなんとかできるようには感じられないのではないでしょうか。だから、実際に頑張ろうという方向に向かって行きづらいのかもしれません。
その大きな目標に至るために何段階かステップを刻むことで、あなたはきっと頑張れるはずです。できるだけステップは小さく刻み、頑張った甲斐が見えやすくしておいたほうがよいでしょう。着実に大きな目標に向かって進んでいるという自覚ができるような目標の設定の仕方が重要そうです。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース