あなたにとってとても気になることが、家族や友人にとってはそうでもなかったりした経験はありませんか?自分が何を気にするタイプか知っておくことで、必要以上に心配することを防いだり、他人に寛容になることができます。今回はあなたが“気にしすぎていること”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.蝶
2.リボン
3.ハンマー
4.拡声器
1. 蝶に見えた人は「モラルやマナー」
図形が蝶に見えた人は、モラルやマナーを気にしすぎているかもしれません。これまでの生活の中で、常識や礼儀の大切さを教えられてきたのでしょう。自分自身もそうしたものを大切にしたいという思いが強い人かもしれません。
このタイプの人は、自身がモラルやマナーを気にするがゆえに、相手の言葉遣いや食べ方を厳しくチェックしてしまうことがあるかもしれません。また、初対面で常識がないと感じた人に対しては多くを知ろうとせず、壁を作ってしまうこともあるのではないでしょうか。
人付き合いのうえで、最低限の礼儀や常識ある対応はもちろん大切です。ですが、他人に自分の基準を押し付けすぎると、「とっつきにくい人」という印象を与えかねません。少しゆとりをもって、相手の悪い面だけではなく良い面にも目を向けてみると良いかもしれません。
2.リボンに見えた人は「社会的な評価」
図形がリボンに見えた人は、社会的な評価を気にしすぎているかもしれません。外見や、職業、収入といった目に見えるものを重視しがちで、自分の価値も、相手の価値も、社会的な評価で計ってしまうことが多いのではないでしょうか。
このタイプの人は、知らず知らずのうちに、いつも誰かと自分を比べてしまう傾向にあるようです。比べた結果、相手の社会的ステータスの良い面ばかりが目についてしまい、自信をなくしてしまうことも多いかもしれません。
社会的な評価は何かを成し遂げるうえでのモチベーションにもなりますが、気にしすぎると、自信や幸せ度が低下してしまうといわれています。社会的な評価が気になりすぎてしまうときは、自分が今すでに持っているものに目を向けてみると良いでしょう。
3.ハンマーに見えた人は「家族や友人の意見」
図形がハンマーに見えた人は、家族や友人の意見を気にしすぎているかもしれません。自分が良いと思ったことも、親しい人に反対されて考えを変えてしまった経験はないでしょうか。
このタイプの人は、身近な人とのつながりを大切にできるという良さがあるようです。反面、他人の意見を受け入れすぎて、優柔不断になったり、依存的になってしまうことがあるかもしれません。
身近な人の意見を聞くことは決して悪いことではありません。大切なのは、何を受け入れ、何を受け流すのか主体的に選択していくことです。親切なアドバイスも、すべてを受け入れ、取り入れる必要はないのです。
4.拡声器に見えた人は「SNSの反応」
図形が拡声器に見えた人は、SNSの反応を気にしすぎているかもしれません。知らず知らずのうちに、投稿のネタを探すように生活したり、フォロワー数やコメント数に一喜一憂してはいないでしょうか。
このタイプの人は、自分の意見を発信し周りを巻き込んでいくことに関心があり、SNSとの相性が抜群でしょう。ただし情熱と行動力がある分、何かに夢中になると周囲が見えにくくなりやすいため、SNSものめり込みすぎには注意が必要です。
SNSへのコメントも、イイね!の数も、あなた自身に対する評価ではありません。それでも気にしすぎてしまうときは、週に数日、SNSデトックスデーを作っても良いかもしれません。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!
編集:TRILLニュース