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「うなぎのかば焼きにお金を使っている都市」ランキング!3位「大津市」2位「京都市」を抑えた1位は?

  • 2023.4.18
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出典:Nutria3000/Shutterstock.com

うなぎを開き、甘辛いタレを絡めて焼く「うなぎのかば焼き」

匂いを嗅いでいるだけでお腹が空いてくる絶品料理ですよね。

高価な食材のため、特別な日に食べるという方が多いでしょうが、どの都市の人がうなぎのかば焼きに一番お金を使っているのかはなかなか予想がつきません。

そこで今回は総務省の2021年のデータを元に、一世帯あたり(二人以上の世帯)の1年間でのうなぎのかば焼きの購入額が多い都道府県庁所在市及び政令指定都市をランキングでご紹介します!

※都道府県庁所在市以外の政令指定都市(川崎市,相模原市,浜松市,堺市及び北九州市)

【第3位】大津市:3,739円

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出典:tomisei/Shutterstock.com

第3位にランクインしたのは、滋賀県大津市です。

滋賀県にある琵琶湖では毎年、稚魚のシラスウナギを滋賀県漁業協同組合連合会(県漁連)が放流しています。放流するときは20cmほどの稚魚が、胴体の直径6cm~7cm、重さ4kgを超えるほどにもなるのだそう。

大きさだけでなく、味も絶品とのこと。一度は味わってみたいものですね。

【第2位】京都市:4,445円

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出典:Patryk Kosmider/Shutterstock.com

第2位は、京都府京都市です。

実はうなぎのかば焼き、関西風と関東風で「開き方」に違いがあることをご存知でしょうか?関西では商人において腹を割って話すという商人文化から、うなぎも「腹開き」が好まれるようになり、一方関東では江戸時代の武家文化において、うなぎの腹開きは切腹をイメージさせることから「背開き」になったそうです。

また、焼き方も地域によって異なるんだそうです。

【第1位】浜松市:4,690円

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出典:ti1993/Shutterstock.com

堂々の第1位は、静岡県浜松市です。

浜松市にある浜名湖は、うなぎ養殖発祥の地として知られています。今から100年以上前から養殖が始まり、東海道の中間点という物流にとって好立地であったことから浜名湖うなぎは全国的に有名な産地となりました。

浜名湖養魚漁業協同組合では、消費者が飼育履歴を確認できるシステムを導入するなど、安心してうなぎを食べてもらう工夫をしているそうですよ。

うなぎには様々な歴史が!

養殖の歴史や、その調理方法が地域の文化によって違うなど実は奥の深い「うなぎ」。

まだまだその生態は謎だらけなんです。

そんなうなぎに思いを馳せながら、各地の名店で舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。


参考資料:家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均)、滋賀のおいしいコレクション|滋賀県農政水産部みらいの農業振興課、100年以上の歴史を持つ“うなぎ養殖”発祥の地・浜松|浜松市公式HP
※記事内の画像はイメージです。