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いつも通りにサウナに入る男性→“衝撃の光景”があまりに自由すぎた!《日本全国編》

  • 2023.5.18
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出典:Adelaides/Shutterstock.com

こんにちは。サウナ好きライターのけんちょです。

これまでに330以上のサウナ施設を訪れた筆者は、有名どころからローカルな銭湯まで、日本全国にあるたくさんの魅力的なサウナを巡ってきました。

そして、各地に点在する地元密着型の施設を訪れると、時折遭遇するのがその施設ならではのローカルルールです。ローカルルールとは、日本全国の施設において共通のルールやマナーではなく、その施設ならではの独自のルールのこと。

今回は日本全国のサウナ施設を巡っている中で出合って衝撃を受けた、一風変わったローカルルールをいくつかご紹介したいと思います。

サウナマットをお客さんが番台まで取りに行くスタイル

これは埼玉県にある銭湯で出会ったローカルルールです。サウナマットというと、定期的にスタッフさんが交換してくれるのが一般的なのですが、訪れた埼玉県のとある銭湯ではお客さん自身が番台まで新しいサウナマットを取りに行き、自分たちで交換するというまさかのセルフスタイル

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この銭湯では、サウナ室の入口付近に新しいマットが積み上げられていて、サウナを利用する人は入室する際に手に取り、自分で座面に敷いて利用するというスタイル。各々がサウナに入る度に新しいマットを次々と消費していくため、ちょうどマットがなくなったタイミングで入室した人が、使用済みのサウナマットを回収して番台へ持って行き、新しいマットと交換してもらうという仕組みだったのです。

なぜかお客さんがマットを回収し、どこからともなく新しいサウナマットを持ってくる様子を見た時は、筆者も何が何だかさっぱり分からずびっくりしました。

サウナ室内に使用された痕跡のあるサウナマットが散乱していた

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これは大阪市内にある銭湯に訪れた時に出会ったローカルルールです。

いつものように体を洗い、サウナ室へ向かうと、室内には使用された痕跡のあるサウナマットが大量に散乱していたのです。

一般的にサウナ室にマットや私物を置いて場所取りをするのはマナー違反とされていますが、「ここでは場所取りがOKなのだろうか…」と考え込んでいると、続いて入ってきた人が、散乱しているマットをどけて、堂々と自分のサウナマットを敷き普通に座ったのです。

筆者も同じように恐る恐る空いている場所に座り、周りの様子をじっと見ていると、サウナ室から出ていく人たちのほとんどが自分の使ったサウナマットをそのままにして出ていくではありませんか。

というのも、この銭湯では1人がサウナマットを何枚も使うのを防ぐために、2セット目、3セット目と何度もサウナに入る人は、もうサウナに入らなくなるまで同じマットを使いまわすのだとか。だから、サウナ室の適当な場所にマットが放置され、その結果サウナ室内にマットが散乱していたのです。

分かってしまえばなんてことのないルールですが、知らなければどこに座っていいのやら、初めて訪れると少し戸惑ってしまうローカルルールですよね。

自由すぎる大浴場・サウナ室

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最後にご紹介するのが、東京にあるサウナ施設に訪れた時に出会ったローカルルールです。

大浴場で目に飛び込んできたのが、お風呂に浸かりながら漫画を読む人や、スマホを操作する人、プラスチックカップに入ったドリンクを飲む人など、とにかく自由すぎる光景

これらは一般的な温浴施設では全てNGとされていますが、東京のとあるサウナ施設ではこれらすべてがOKなのです。スマホを操作する、漫画を読む、飲み物を飲むなど、他のお客さんの迷惑にさえならなければ基本的に自由という、この施設ならではのローカルルールは他に類を見ない斬新さで、各地の銭湯やサウナ施設に訪れている筆者も驚きの体験でした。

その施設ならではのルールもローカル施設の魅力

古くからある銭湯やサウナ施設に訪れると、その施設ならではのローカルルールが存在することがあります。初見でルールを知らないと筆者でもドキドキすることがありますが、こうしたローカルルールも初めて訪れるサウナ施設ならではの魅力だったりします。

各施設ならではのサウナや水風呂の特徴やこだわりだけでなく、こうした地元に根付く独自のルールや雰囲気も楽しみながら、ぜひサウナ巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。
イラスト: vaguely(Instagram / HP

※記事内の画像はイメージを含みます。