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アメリカで車の運転をした日本人男性→日本との“あまりの違い”に驚愕したワケ

  • 2023.5.19
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筆者撮影

こんにちは。旅が大好きなライターのけんちょです。

みなさんは海外で車の運転をしたことはありますか?日常生活の中で当たり前のように利用する車ですが、海外で運転したことがあるという方は意外と多くないはず。

かくいう旅好きの筆者も海外での運転経験といえば、西海岸のニューヨークから東海岸のサンフランシスコまで、アメリカ横断ドライブ旅に出かけた時のみ。今回はそんな意外と知らない海外のドライブ事情、アメリカで車を運転してびっくりしたことについてご紹介したいと思います。

車線、ハンドル、車の操作に至るまでそのすべてが真逆

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画像:charnsitr / Shutterstock

みなさんもご存じの通り、海外の多くの国で採用されている左ハンドル車。アメリカを走る一般的な車にも左ハンドルが採用されていて、運転席が右側にある日本の車とは対称的な造りになっています。

筆者も実際に運転するまで知りませんでしたが、左ハンドル車は単に運転席の位置が右か左かという違いだけでなく、操作方法も真逆なのです。

例えば、ハンドルに付いているウインカーレバーとワイパーレバーの位置。このレバーの配置も逆になっており、いざ指示器を出そうと思いレバーを傾けると、ついつい右ハンドル車を運転する時のクセでワイパーが動いてしまった…なんてミスを何度かしてしまったのはここだけの話だったり…。

距離標識や速度標識がマイル表記

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筆者撮影

日本では、目的地までの距離や制限速度などを示す単位として当たり前のように使用されているキロメートルという単位ですが、アメリカではこれらを示す単位にマイルが使用されています。

マイルもメートルと同様に距離を表す単位の1つで、「1マイル(mile)=約1.6キロメートル(km)」です。

アメリカの道路では、制限速度や目的地までの距離にマイル表記がされているため、日本の道路のようにkmの認識で運転してしまうと、周りの車にどんどんと追い抜かれてしまったり、目的地が想定以上に遠かったりと、いろいろと見誤ってしまうことになるので注意が必要なのです。

ガソリンが圧倒的に安い

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筆者撮影

日本と比べるとガソリンが圧倒的に安いことも、アメリカの運転事情の特徴の1つ

アメリカではガソリンの給油の際に「リットル」ではなく、「ガロン」という単位が使われており、当時「ガロン」という単位を聞いたことすらなかった筆者は、初めての給油の際に困惑したものです。

後々調べてみると「1ガロン=約3.8リットル」ほどなのだそうで、価格は地域や情勢によって前後しますが、筆者がアメリカへ訪れた際の水準で1ガロン=2.5〜3ドル程度でした。

これは日本と比べると半額近い安さで、物価の高いアメリカにあってこのガソリンの価格は驚きでした。

ハイウェイが基本的に無料

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筆者撮影

都市部の一部地域を除いて、アメリカでは都市と都市をつなぐハイウェイが基本的に無料だったことも、実際にアメリカを運転していて驚いたことの1つです。

日本にも一部区間に無料高速などは存在するものの、高速道路といえば基本的には有料。一方でアメリカではニューヨークからサンフランシスコに至るまで、なんと数千kmにも及ぶ区間のほとんどが無料なのです!

意外にも違いがいっぱいだったアメリカの運転事情

日常的に乗車する車ですが、実は日本とアメリカの交通事情にこんなにも違いがあるということをみなさんは知っていましたか?

日本では当たり前のことが、海外では全然当たり前ではなかったり、ルールや文化、常識などが異なる点も海外旅行ならではの魅力です。海外で車を運転する機会のある方は、ぜひ日本との違いも楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数25カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。

※記事内の画像はイメージです。