「キウイフルーツがたくさん獲れる都道府県」ランキング！3位和歌山、2位愛媛を抑えた1位は？

鮮やかな色味が特徴的なキウイフルーツ。そのまま食べるのはもちろんのこと、ヨーグルトに入れたりケーキやタルトにしても美味しいですよね。

ただ、キウイフルーツがどこでたくさん獲れるかと聞かれると、意外とご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか？

さて、今回は農林水産省のデータ（※）から、令和3年の「都道府県別キウイフルーツの収穫量ランキング」をご紹介します！

（※）農林水産省「令和3年産キウイフルーツの結果樹面積、収穫量及び出荷量」。単位は「t（トン）」

【第3位】和歌山県：2,420t

フルーツの中ではみかんの生産で有名な和歌山県。

実は和歌山県でのキウイフルーツ栽培は、みかんの代替品目として導入されたことが始まりなんだそう。そんな代替品目のキウイフルーツは、今では全国3位の生産量を誇ります。

和歌山県産のキウイフルーツには「熟姫（うれひめ）」が挙げられます。こちらは13.5度以上の、キウイフルーツの中でも指折りの高い糖度が特徴。ぜひ味わってみたいものですね！

【第2位】愛媛県：3,390t

2位には愛媛県がランクイン。こちらも和歌山県と同様みかんの生産で有名なこともあり、ビックリされたかもしれません。

愛媛県では1970年代、作りすぎによってみかんの価格が暴落してしまったそう。

その影響で苦しむ農家の方々を救ったのがキウイフルーツ。みかんと同じ気候条件で育ち、高値で取引されたそうなんです。当時の農家の方々にとってはまさに救世主だったんですね！

【第1位】福岡県：3,880t

1位に輝いたのは福岡県でした。

福岡県では平成28年から新しく「甘うぃ」という品種が販売され始めました。他品種よりも果実が大きく、甘いことで人気を博しているそう。

その名前の通り16～18度と強い糖度を持つ「甘うぃ」。ただ甘いだけでなくほのかな酸味も併せ持つため、飽きずに美味しくいただけそうですね！

みかんと密接な関係が？

いかがでしたか？

キウイフルーツとみかんの意外なつながりに、驚いてしまったという方も多いかもしれません。

みなさんのお住まいの都道府県の結果が気になる方は、ぜひ「作物統計」に目を通してみてくださいね！

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参考資料：農林水産省「作物統計」、和歌山県公式HP「キウイフルーツ」『わかやま食材テロワール 「キウイフルーツ」』、紀の川市観光協会公式HP「フルーツ王国」、愛媛県公式HP「えひめのまじめ図鑑 File 26-キウイフルーツ」、福岡県公式HP「福岡県だより（平成29年11月号）」「 グラフふくおか（2017 秋号）」

※記事内の画像はイメージです。